出版社内容情報
【解説】
現役の生物医学分野の研究者である原著者が自身の体験をもとに,学生・大学院生・ポスドクといった若い研究者のため,「科学」とは何かについて深く考察する。
【目次】
目次
第1章 研究は普通の人間の普通の行為
第2章 観察するとはどーいうことか
第3章 実験のデザインとデータの解釈
第4章 学会・大学院・研究室とはこんなところだ
第5章 いい評価を得る
第6章 科学には不正、落とし穴、危険がいっぱい
第7章 科学も社会の一部である
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
・新しい観察結果や新しい学説はいままでに認められた思考スタイルの延長線上にあると、研究者仲間に思われないと、通常ほとんど無視されてしまう ・研究者とのコミュニケート。セミナーや学会で話す。論文や本として出版する、グラントを申請する ・博士論文では研究論文よりもずっと詳細に書く必要がある。考察では研究論文のそれよりずっとずっと推論を加える必要がある。たいていは論争点も述べなくてはならない。 2021/09/01
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0
8: 読むのが遅かった感はあるが良書。学部生向け?S先生のプッシュで。2017/04/12
すぐる
0
◎:研究の進め方から,研究室の選び方,研究者としての倫理観,受かる申請書の書き方まで,これから研究を始める学生や,博士課程の学生が読んでもおもしろい一冊です.2012/05/23