出版社内容情報
量子力学は,力学・電磁気学・統計力学などと並ぶ物理学の主要分野のひとつで,ニュートン力学に代表される古典物理学にとって代わる現代物理学の中心的分野である。さらに近年のナノテクノロジーの発展,量子コンピュータなどの量子情報理論の発展等でますますその重要性を増している。
本書は,量子力学の基本的内容を学ぶ教科書である.より多くの人が量子力学を理解できるよう,取り上げる題材を厳選し,量子力学の物理的内容・数学的構造の概略を把握できるよう配慮した。
第1章 はじめに
第2章 量子力学の枠組み:2状態問題を例にして
第3章 1次元運動の波動関数とシュレディンガー方程式
第4章 運動量表示と不確定性原理
第5章 1次元ポテンシャル問題
第6章 調和振動子
第7章 経路積分
付録A 数学的補遺
付録B 参考トピックス
付録C 章末問題・演習問題解答
目次
第1章 はじめに
第2章 量子力学の枠組み:2状態問題を例にして
第3章 1次元運動の波動関数とシュレディンガー方程式
第4章 運動量表示と不確定性原理
第5章 1次元ポテンシャル問題
第6章 調和振動子
第7章 経路積分
付録A 数学的補遺
付録B 参考トピックス
付録C 章末問題、演習問題解答
著者等紹介
松居哲生[マツイテツオ]
1980年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。米国ニューヨーク市立大学研究員、米国パーデュ大学研究員、ドイツベルリン自由大学研究員、同助手を経て、1993年近畿大学理工学部助教授、現在、近畿大学理工学部理学科物理学コース教授。専門は場の量子論、ゲージ理論、凝縮系物理学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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