出版社内容情報
磁気の初学者およびその周辺領域の読者を対象に,磁気の基礎の基礎,興味深い磁気現象をやさしく正確に解説したシリーズ。
第1巻は,磁気物性の基本事項をQ&A形式の解説を織り込みながら,やさしく解説している。
第1章 こんなところにも磁性体が
1.1 クルマと磁性体
1.2 コンピュータと磁性体
1.3 電力と磁性体
1.4 光ファイバー通信と磁性体
第2章 まぐねの国の中心に迫る
2.1 磁石を切り刻むとどうなる
2.2 原子のレベルにまで微細化すると
2.3 強磁性の起源
2.4 キュリー・ワイスの法則
第3章 まぐねの国のふしぎに迫る
3.1 磁性体はなぜ初期状態で磁気を帯びていないか-磁区と磁壁
3.2 磁性体を特徴づける磁気ヒステリシス
第4章 まぐねの国の新しい街
4.1 スピントロニクスの街
4.2 光と磁気の街
4.3 磁気共鳴の街
目次
第1章 こんなところにも磁性体が(クルマと磁性体;コンピュータと磁性体;電力と磁性体;光ファイバー通信と磁性体)
第2章 まぐねの国の中心に迫る(磁石を切り刻むとどうなる;原子のレベルにまで微細化すると;強磁性はなぜ起きる;ワイスの分子場理論)
第3章 まぐねの国のふしぎに迫る(磁性体はなぜ初期状態で磁気を帯びていないか―磁区と磁壁;磁性体を特徴づける磁気ヒステリシス)
第4章 まぐねの国の新しい街(スピントロニクスの街;光と磁気の街;磁気共鳴の街)
著者等紹介
佐藤勝昭[サトウカツアキ]
1966年京都大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。1966年日本放送協会に入局。1978年工学博士(京都大学)。1984年東京農工大学工学部電子工学科助教授。1989年同工学研究科電子情報工学専攻教授。2005年同理事・副学長(‐2007)。2007年科学技術振興機構さきがけ研究総括(‐2013)。2008年同研究広報主監。2010年同研究開発戦略センターフェロー。専門は応用物性工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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