出版社内容情報
原子番号113番「ニホニウム」の合成・発見の物語を収録。その周辺領域である超重元素・超重核の物理についても徹底解説する。
目次
第1章 ニホニウムと超重元素
第2章 原子の構造
第3章 原子核の構造
第4章 原子核の質量研究の現状
第5章 原子核崩壊と原子核の安定性―超重核の安定の島
第6章 超重元素を作る―原子核融合反応
第7章 超重元素・超重核研究の展望
著者等紹介
小浦寛之[コウラヒロユキ]
1997年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程満期退学。2000年博士(理学)早稲田大学。2012年早稲田大学理工学術院総合研究所招聘研究員(‐現在)。2013年理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループ客員研究員(‐現在)。2016年茨城大学大学院理工学研究科客員教授(‐現在)。2017年津田塾大学学芸学部非常勤講師(‐現在)。現在、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター研究主幹。専門は原子核物理(理論)。受賞歴:2006年3月日本物理学会第11回論文賞、2017年1月2016年朝日賞(113番元素研究グループ(代表森田浩介)として)、2017年3月日本物理学会論文賞特別表彰(113番元素研究グループ(代表森田浩介)として)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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