出版社内容情報
人間の心に潜む善と悪が描かれる、古典の名作が新訳で復活!ロンドンに住む高名な紳士・ジキル博士の家に、ある時からハイドという男が出入りしている。彼の評判はすこぶる悪い。心配になった親友のアタスンがジキルの様子を窺いに行くと……。
スティーヴンソン[スティーヴンソン]
田内 志文[タウチ シモン]
内容説明
ロンドンで弁護士業を営んでいるアタスンは、友人のジキルから遺言状を預かっていた。自分が死亡、3ヶ月以上行方不明、もしくは不在だった場合、恩人であるハイドに全財産を譲渡するという内容のものである。不審に思ったアタスンは、憎悪を抱かせるハイドを調べようとするものの、ジキルに止められてしまう。その後、街で殺人事件が発生して―。人間は一者ではなく二者から成るものである…善悪の二面性に焦点を当てた世界的名作。
著者等紹介
スティーヴンソン,ロバート・L.[スティーヴンソン,ロバートL.] [Stevenson,Robert Louis Balfour]
1850年イギリスのスコットランド、エディンバラ生まれ。小説家、詩人、エッセイスト。最初の長編小説『宝島』で人気作家として不動の地位を確保した。その他の作品としては『ジキル博士とハイド氏』などが挙げられる。94年没
田内志文[タウチシモン]
1974年生まれ。埼玉県出身。翻訳家、文筆家、スヌーカー選手。短編小説等の執筆や朗読も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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