角川文庫<br> 新訳 ジキル博士とハイド氏

個数:
電子版価格
¥440
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
新訳 ジキル博士とハイド氏

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月04日 01時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 144p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041023259
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

人間の心に潜む善と悪が描かれる、古典の名作が新訳で復活!ロンドンに住む高名な紳士・ジキル博士の家に、ある時からハイドという男が出入りしている。彼の評判はすこぶる悪い。心配になった親友のアタスンがジキルの様子を窺いに行くと……。

スティーヴンソン[スティーヴンソン]

田内 志文[タウチ シモン]

内容説明

ロンドンで弁護士業を営んでいるアタスンは、友人のジキルから遺言状を預かっていた。自分が死亡、3ヶ月以上行方不明、もしくは不在だった場合、恩人であるハイドに全財産を譲渡するという内容のものである。不審に思ったアタスンは、憎悪を抱かせるハイドを調べようとするものの、ジキルに止められてしまう。その後、街で殺人事件が発生して―。人間は一者ではなく二者から成るものである…善悪の二面性に焦点を当てた世界的名作。

著者等紹介

スティーヴンソン,ロバート・L.[スティーヴンソン,ロバートL.] [Stevenson,Robert Louis Balfour]
1850年イギリスのスコットランド、エディンバラ生まれ。小説家、詩人、エッセイスト。最初の長編小説『宝島』で人気作家として不動の地位を確保した。その他の作品としては『ジキル博士とハイド氏』などが挙げられる。94年没

田内志文[タウチシモン]
1974年生まれ。埼玉県出身。翻訳家、文筆家、スヌーカー選手。短編小説等の執筆や朗読も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

77
ジキルとハイドと言えば…と代名詞になるほど有名な本作。ロンドンの古めかしい街並みの描写にハイドの得体の知れなさや気分の悪い雰囲気がぴったりです。人間というものは必ず善悪併せ持っているもので、普通は常識の範囲に収まっています。でもどこかでそのふり幅が狂ってしまったら…。前半は弁護士アタスンが見たままのことが語られますが、後半は残された手紙の内容で、想像を超えるジキルの葛藤が伝わってきて驚かされます。まるで覚醒剤を知ってしまった男のよう…。時代は変わってもこの話は寓話として役割を果たしていくのかもしれません。2019/11/12

絹恵

39
(装画・佳嶋さんから)探さないでほしい、見つけてほしくないところが悪の部分なのだとしたら、気づかれにくいところが善なのかもしれません。しかし偶然に悪は生まれ、不自然な善もあります。消しきれない悪と棄てきれない善の狭間で、貴方はだれ?と問うことは、私はだれ?と問うていることも知らずに、完璧な異常と半端な正常がHIDE-AND-SEEK. 2017/05/13

hikarunoir

10
夢からの着想故、共に女人禁制寮生活で教育された同時代作家の「ドリアン・グレイの肖像」と対に無意識の性抑圧が激しく反映され読み取れ、辛かった。2021/03/04

アンナ

9
有名どころだが、初読。慣用句的な使い方をされているので ミステリーの結末は何となく推察できていたけれど、そこに至るまでの内情とか、細々とした設定は新鮮な思いで読めた。舞台がイギリス・ロンドンであったり、あの設定であったり、「これまさか、『名探偵コナン』のアレの元では?」と思う所もあって、そういった意味でも古典作品を嗜む面白さを再認識した。個人的には、主語の省かれる文章の書き方や、抽象的表現、宗教的描写に勉強不足もあって混乱しかけた。このページ数で助かった~。情けなし。2023/07/30

sui

9
26。有名も有名な著書、実はこれが初読みでした。二重人格の代名詞のようなこの作品、あらすじどころか結末も、こんな話だったのかぁと驚き。いや、何よりもこんな短いお話だったことにも驚き。人間はどんな人でも善と悪の挾間で生きているようなものと思うけれど、その均衡が保てなくなったとき、果たして人は人のまま生きていけるのだろうか…。どちらか一方だけでは生きてはいけないし、それはやはり人ではないように思う。訳者あとがきでの解説が興味深く、「そういう面」も踏まえて読み直すとまた違った見方が出来そうで面白いかもしれない。2017/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11712792
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品