出版社内容情報
【解説】
証明の海におぼれて,複素関数論を理解するのに困難を感じている理工系の学生にとって,格好の援軍となるわかりやすいコンパクトな参考書。
【目次】
複素数・複素関数・留数定理の応用・等角写像他
目次
1章 複素数(オリエンテーション;複素数の構成;複素数平面;指数関数;複素級数の収束)
2章 複素関数(連続な複素関数;関数列;複素関数の微分;複素関数の積分;べき級数の微分と積分;コーシーの積分公式とその応用;テイラー展開とローラン展開;孤立特異点の分類と留数定理;一致の定理と解析接続;初等関数)
3章 留数定理の応用(定積分の計算;偏角原理)
4章 等角写像(正則関数の等角性;一次変換;領域の等角写像;物理への応用)