内容説明
中国清代の著名な文豪・詩人袁枚が著した志怪小説の本邦初全訳。人間の三大欲望を肯定した自由人たる著者の筆はますます冴えわたる。第５巻は巻二十一から巻二十四まで。全５巻完結。
目次
二人の道人
錬金の草
淫乱パーティ
玄帝廟の碑
轎を担ぐ公子
夢のお告げ
尸臭
虎耳を執る
主人と言い争う奴僕
梁守備が捕らえた美女〔ほか〕
著者等紹介
手代木公助［テシロギコウスケ］
１９３１年福島県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻、東洋史。１９５８～８６年私立、公立の高等学校教師を務める。１９８６～９１年広州、北京に遊歴、日本語教師を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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KAZOO
110
やっと全5巻を読み通すことができました。全部で700強の話ですが、さまざまな伝承話があって楽しめます。聊斎志異もそうですが、中国はやはり広いという感じです。日本の昔話も結構似たようなものがありますが、それよりもわけのわからない感じのものが多いです。再度1巻からそのうち読みたいと思う気になりました。2015/11/15
