出版社内容情報
●内容
直観的な現象を数学の対象としてとらえ,抽象的な内容に秘められた“構造”を見出そうとするもので,全ての現象が自然な数学的対象として統一的に眺められることを解説した異色の書。『数学の方法』として1982年に初版発行後,以来,長年にわたり多数の読者にご愛読いただいてまいりました。この度,多くの読者からの要望を受け再発行するものです。
目次
第1部 数学化―直観的イメージから数学的対象へ(Buffonの針の問題;ランダム・サンプリングと割当法と類別と;“計算をする”ことの数学化 ほか)
第2部 数の発展から代数的構造へ(実数から複素数へ;有理数から実数へ;環について ほか)
第3部 微分の理論と古典力学―解析力学の局所理論(古典力学;微分の理論;超曲面とその接空間 ほか)
第4部 集合論のなかで表現、展開される数学的理論―数学の集合論的世界観と集合論(素朴な集合概念とCantorの集合論;集合と数学的構造―数学の集合論的世界観;公理的集合論へ―なぜ公理的集合論か ほか)
著者等紹介
廣瀬健[ヒロセケン]
1963年立教大学大学院理学研究科修士課程修了。元早稲田大学教授・理学博士。専攻は数学基礎論、計算機科学
足立恒雄[アダチノリオ]
1970年東京工業大学大学院理学研究科博士課程修了。早稲田大学理工学術院教授・理学博士。専攻は代数的整数論
郡敏昭[コオリトシアキ]
1964年京都大学理学部数学科卒業。早稲田大学理工学術院教授・理学博士。専攻は複素解析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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