出版社内容情報
●内容
“やさしく学べる”シリーズの続刊テキスト。コンピュータサイエンスの基礎をなす"離散数学"を,著者一流のやさしく具体的な解説により,数多くの例題,演習問題を解きつつ,「なるほど」と実感しながら身に付けることができます。本文の随所に,イラストによる注意事項,ワンポイント解説を配して,読者の理解を助ける工夫を凝らし,数式の展開も丁寧に行い,計算力も同時に高めることもできます。もちろん,詳細な演習問題解答もこれまでどおり掲載していますので,自習書としても使えます。[本文2色刷]
目次
第1章 集合と論理(集合;論理)
第2章 関係と写像(関係;写像)
第3章 代数系(代数系;半群と群;環と体)
第4章 順序集合と束(順序;束とブール代数)
第5章 グラフ(グラフ;平面的グラフ;有限オートマトン)
著者等紹介
石村園子[イシムラソノコ]
1973年東京理科大学理学部数学科卒業。1975年津田塾大学大学院理学研究科修士課程修了。千葉工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HF23
1
結構問題や眠くなる箇所は飛ばし飛ばし読んだけど、全体的に丁寧に説明されている印象を受けた 個人的にはこういったものは、なんの役に立つ(もしくはないとどのような関係にある)のかが不明だとモチベーションが湧かないので、結構飛ばしたりした 特に順序集合と束など 一応ざっくり頭には入れているので、いずれこの本に戻ってくるときがあると思う2020/01/21
葉
1
集合については高校レベルに毛が生えたレベルなので読まなくてもよいかもしれない。図で書かれているので、反射律や対称律についてはこれが一番わかりやすい説明ではないだろうかと思う。代数から個人的に苦手な範囲なので躓いてしまった。特に、群と環のイメージが中々つかないのでこの本を再度読んで復習しようと思っている。グラフ理論に関してはオートマンのところが個人的にわかりやすかった印象がある。年始に購入予定。2014/10/07
こうたろう
0
離散数学の初学者にとって、非常にわかり易く読めました。で、これから「グラフ理論(C.wilson)」に進みます。2014/08/08
クロネコ団
0
高校生くらいの知識があれば十分読みこなせる。まさにやさしく学べる入門書。言葉の定義もしっかり書いている。
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