出版社内容情報
【解説】
作用素論の視点でSovolev空間を中心とする関数空間になじむことを重視し「微分する関数解析」をSovolev空間のレベルで入門的に取り扱う。
【目次】
Banach空間・Hillbert空間・関数空間・レゾルベント,スペクトル他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フレイ
2
基本的に関数解析の基本事項は岩波関数解析を勧める。 岩波関数解析に無い話題として、フーリエ級数とフーリエ変換のL^2理論と、ソボレフ空間のさわり程度のことが書いてある。 中でもフーリエ級数とフーリエ変換のL^2理論の話題は解析学で必須であり分かりやすく参考になった。 ソボレフ空間の話題はこの本で読む必要があるか疑問である。これは微分方程式に対する応用とセットに学ぶと非常に分かりやすく、例えばBrezisの関数解析などがおすすめである。 岩波関数解析ほどでは無いが証明は分かりやすいと思う。2020/01/20
じまお
2
1年くらいかけてようやく終了2016/09/30
みょん
2
網羅的かつ詳細なので辞書に良い(最終章を除く).2013/12/29
Chris
2
第9章から第12章(最終章)までを読みました。本全体で扱っている内容としては学部で学ぶ内容についてはほぼ網羅されています。確率過程の勉強をするにあたってレゾルベントや半群、スペクトル分解の知識が必要なので、それらを学ぶために読み始めました。最後のスペクトル分解の章はほかの章に比べ早足の解説になっています。ダンフォード積分等の作用素解析については書かれていないので、吉田耕作先生のfunctional analysis を読もうと思います。2013/11/21
鱈内
1
とりあえず1回読んだことにしたい 2014/02/20
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