共立スマートセレクション<br> ICT未来予想図―自動運転、知能化都市、ロボット実装に向けて

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

共立スマートセレクション
ICT未来予想図―自動運転、知能化都市、ロボット実装に向けて

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 10時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320009097
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3341

出版社内容情報

 最近のスマートフォンやソーシャルネットワークサービスの劇的な普及によって,良くも悪くも私たちの生活が大きく変化しました。しかし,これはまだ序の口で,遠くない未来には,これまでに人類が遭遇したことのない大きな変化を目の当たりにするでしょう。
 その主役となるのが,本書で取り上げている「自動運転」「知能化都市」「ロボット・アンドロイド」などの最先端の情報通信技術(ICT技術)です。これらの技術は,これまでのパーソナルコンピュータや携帯電話などのように一種のICTデバイスとして人間社会に関わるのではなく,自動車,街,行動支援・話し相手などとして直接,私たちの生活に深く関わることが大きな違いです。つまり,飛躍的に進化したICT技術が,私たちの生活のあらゆる場面に関わってくるのです。
 このような急激な変化に対して,私たちの社会はしっかりと準備ができているのでしょうか? そんな疑問を投げかけ,それを解決するために必要な視点は何かを教えてくれるのが本書です。
 本書は,今後予想されるICT 技術と社会との関係(インタラクション)について,倫理的,法的,社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)などの観点から,さまざまな例を交えてわかりやすく解説した本邦初の書籍です。

第1章 ICTと社会とのインタラクション
1.1 ICT技術の普及速度
1.2 未来予想図で検討すべきポイント

第2章 自動運転システム ?誰もが関係者?
2.1 自動運転システムのマルチステークホルダーの存在
2.2 自動運転システムへの人間の適応性と信頼感
2.3 自動運転システムの人間力への影響と人間の関与
2.4 自動運転システムにおけるパーソナルデータ活用

第3章 知能化都市におけるエコシステム ?人工知能には水が必要?
3.1 知能化都市のマルチステークホルダーの存在
3.2 知能化都市への人間の適応性と信頼感
3.3 知能化都市の人間力への影響と人間の関与
3.4 知能化都市におけるパーソナルデータ活用

第4章 コミュニケーションロボット ?個性が違う?
4.1 コミュニケーションロボットのマルチステークホルダーの存在
4.2 コミュニケーションロボットへの人間の適応性と信頼感
4.3 コミュニケーションロボットの人間力への影響と人間の関与
4.4 コミュニケーションロボットにおけるパーソナルデータ活用

第5章 アシストロボット ?ロボットを着る?
5.1 アシストロボットのマルチステークホルダーの存在
5.2 アシストロボットへの人間の適応性と信頼感
5.3 アシストロボットの人間力への影響と人間の関与
5.4 アシストロボットにおけるパーソナルデータ活用

第6章 VR などによる体験 ?没入は両刃の剣?
6.1 VR のマルチステークホルダーの存在
6.2 VR 技術への人間の適応性と信頼感
6.3 VR 技術の人間力への影響と人間の関与
6.4 VR 技術のパーソナルデータ活用

第7章 BMI ?制御主体の座?
7.1 BMI 技術のマルチステークホルダーの存在
7.2 BMI 技術への人間の適応性と信頼感
7.3 BMI 技術の人間力への影響と人間の関与
7.4 BMI 技術のパーソナルデータ活用

第8章 感情認識技術 ?人間力の向上?
8.1 感情認識技術のマルチステークホルダーの存在
8.2 感情認識技術への人間の適応性と信頼感
8.3 感情認識技術の人間力への影響と人間の関与
8.4 感情認識技術パーソナルデータ活用

第9章 ELSI の国際動向
9.1 日本と海外の法制化姿勢の差異
9.2 RoboLaw(EU)
9.3 Robot-Era(EU)

参考文献

ICT 技術の急発展に対して社会は準備できているのか? (コーディネーター原隆浩)

土井 美和子[ドイ ミワコ]

原 隆浩[ハラ タカヒロ]

目次

1 ICTと社会とのインタラクション
2 自動運転システム―誰もが関係者
3 知能化都市におけるエコシステム―人工知能には水が必要
4 コミュニケーションロボット―個性が違う
5 アシストロボット―ロボットを着る
6 VRなどによる体験―没入は両刃の剣
7 BMI―制御主体の座
8 感情認識技術―人間力の向上
9 ELSIの国際動向

著者等紹介

土井美和子[ドイミワコ]
1979年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。現在、国立研究開発法人情報通信研究機構監事。博士(工学)。専門、ヒューマンインタフェース

原隆浩[ハラタカヒロ]
1997年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、大阪大学大学院情報科学研究科教授。博士(工学)。国立情報学研究所客員教授。専門、データ工学、モーバイルコンピューティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

22
図書館本。こどもの頃描いていた未来予想図が、すでに技術的には完成しているんですね。次のステップはインタラクションをどうしていくかという事ですね。2016/11/03

BluePlanet

5
★3.0 2016年7月10日発行。ICT技術の普及速度がこのペースでいくと近未来はどのようになっているのかということで、自動運転システム、知能化都市におけるエコシステム、コミュニケーションロボット、アシストロボット、VR,BMI、感情認識技術について解説。特にそれぞれの分野におけるステークホルダー、人間の適応性、パーソナルデータの活用など、問題点と実現性について説明。若干学術的な面が強いが、こういう研究が進むことで一気にICT技術の普及が加速されていくんだろうなぁと近未来が期待されました。2017/06/24

りうかん

3
これからの技術に対する(自動運転・ロボット・VRなど)現実的な課題、実行可能かどうかではなく、必ず導入されるであろう技術それぞれを活用するにあたってどのような問題点が起きる可能性があるかを分析した、ある意味現実的な一冊。ただし内容を本当に理解するにはかなりの専門知識が必要だと思われます。私にはよくわからない部分が多かった。2017/03/26

たいそ

3
ICT技術が解決すべき、ELSI(倫理的、法的、社会的課題)について。新しい技術が生まれると、今までになかった問題や課題が発生するので、それらを予想し、備えておくことは大切だということがわかるが、それ自体がオプトイン的な姿勢であって、海外との差異を広げることになるのではないかいな、とも思った。「ICTは急激な小型化などで一気に公的な場に持ち込まれ、マルチステークホルダーの利害衝突が一気に持ち込まれるため、従来のような漸近的な問題解決が困難になっている。」2016/08/19

kaz

1
自動運転システム、知能化都市におけるエコシステム、コミュニケーションロボット、アシストロボット、VRなどによる体験、BMI、感情認識技術等のそれぞれについて、ステークホルダー、人間の適応性と信頼感、人間力への影響と人間の関与、パーソナルデータ活用というフレームワークで整理。未来を見通すというほどではないが、考え方を整理するうえでは面白かった。 2016/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11102197
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。