出版社内容情報
場をまとめようとして、予定調和に陥ってしまう。⇔個人を尊重しすぎて、なにも決まらない。
「前進する」ことと「共にある」ことをダイナミックに両立しつづけることで、コラボレーションの行き詰まりを突破する。
世界50カ国以上、企業から民族紛争、アパルトヘイトまで、対立する多様な人々の対話を前進させてきた伝説のファシリテーターがその極意を体系化。
内容説明
企業内から、官民連携、民族紛争まで多様な人々との協働で起こる行き詰まりを突破する極意を体系化。
目次
序章 「あなたは神秘の出現に対する障害を取り除いている!」(ブレイクスルーとなるワークショップ;障害を取り除く実践 ほか)
第1部 変容型ファシリテーションの理論(ファシリテーションは、変化を創造する人々の協働を支援する;垂直型ファシリテーションと水平型ファシリテーションは、どちらもコラボレーションを制約する ほか)
第2部 変容型ファシリテーションの実践(私たちの状況をどのようにとらえるか?―「主張する」ことと「探求する」こと;成功をどのように定義するか?―「結論を出す」ことと「先に進む」こと ほか)
結論 愛、力、正義に対する障害を取り除く(変容型ファシリテーションは、問題の絡み合う状況を変容させる;変容型ファシリテーションは、愛、力、正義を用いる ほか)
著者等紹介
カヘン,アダム[カヘン,アダム] [Kahane,Adam]
レオス・パートナーズ社パートナー。オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」特別研究員。過去にはロイヤル・ダッチ・シェル社にて社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。1991~92年には南アフリカの民族和解を推進するモン・フルー・シナリオ・プロジェクトに参画。以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテーターとして、これまで50カ国以上で活躍している。アスペン研究所ビジネス・リーダーズ・ダイアローグ、組織学習協会(SoL)のメンバー。カリフォルニア大学バークレー校エネルギー・資源経済学修士、バスティア大学応用行動科学修士。2022年には、シュワブ財団の「ソーシャル・イノベーション思想的指導者2022」に選ばれた
小田理一郎[オダリイチロウ]
チェンジ・エージェント代表取締役。オレゴン大学経営学修士(MBA)修了。多国籍企業経営を専攻し、米国企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として組織横断での業務改革・組織変革に取り組む。2005年チェンジ・エージェント社を設立、経営者・リーダー研修、組織開発、CSR経営などのコンサルティングに従事し、システム横断で社会課題を解決するプロセスデザインやファシリテーションを展開する。デニス・メドウズ、ピーター・センゲら第一人者たちの薫陶を受け、組織学習協会(SoL)ジャパン理事長、グローバルSoL理事などを務め、「学習する組織」、システム思考、ダイアログなどの普及推進を図っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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