出版社内容情報
【解説】
幕末日本と蘭・露との学問的係わり,滅亡したホラズムの数学者,民間の学者や学問を育てた大阪の土壌等に光をあて,日本の科学・数学史の一端を社会や文化に対する批判と反省を込めて語る。
【目次】
幕末日本人の科学的思考・オランダ渡来の数学書・光太夫の土産他
目次
序章 華夷人物違いありや
1章 幕末日本人の科学的思考
2章 オランダ渡来の数学書
3章 日本に知られた西洋の学
4章 光太夫の土産
5章 ホラズムの人
6章 地方和算家の生活と活動
7章 大阪の財界と学問
8章 ある民間数学者の生いたち