読んで、行きたい名作のふるさと

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784316801124
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0091

内容説明

わが国の文学には、『草枕』『夜明け前』『雪国』『ひかりごけ』など、特定の風土と深く結びついた文学作品が少なくありません。それらの中には何度も訪れた所もあり、逆になかなかその機会を得ないままの所もありだったのですが、教職の勤務から離れ、雑誌『月刊国語教育』の紀行連載を機会に、未見の名作の舞台を訪ね曽遊の地の再訪を試みるようになってから七年余、月に一編ずつ取り上げた作品も九〇編近くになりました。本書はその中から六〇編を選び、本文を大幅に書き改めたほか、写真を増やし、作家紹介、コラムを新たに加えて構成したものです。

目次

1 北海道・東北(石川啄木『一握の砂』―北海道/釧路市;有島武郎『生まれ出づる悩み』―北海道/岩内町・ニセコ町 ほか)
2 関東(萩原朔太郎『帰郷』―群馬県/前橋市;樋口一葉『たけくらべ』―東京都/台東区竜泉 ほか)
3 中部(森鴎外『山椒太夫』―新潟県/佐渡市・上越市・京都府/宮津市;木下順二『夕鶴』―新潟県/佐渡市 ほか)
4 近畿・中国(小林秀雄『無常ということ』―滋賀県/大津市;三島由紀夫『金閣寺』―京都府/京都市北区 ほか)
5 四国・九州(壷井栄原作・木下恵介脚本『二十四の瞳』―香川県/小豆島;夏目漱石『坊っちゃん』―愛媛県/松山市 ほか)

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