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内容説明
岡本綺堂が語った怪奇幻想ワールド。和製ホームズ半七の胸がすく怪異の謎解き。都市はミステリーに満ちている。
目次
第1章 芸術家の呪い、武士の運命(「修禅寺物語」の世界;日本の呪いの典型 ほか)
第2章 水の生き物たちの反撃(平家蟹の悲しみ;幻の蟹の絵 ほか)
第3章 怪談を「読む」「聴く」「見る」(怪談物の多様なジャンル;牡丹灯篭の源流と日本化 ほか)
第4章 半七親分、怪異を語る(半七と怪談;江戸東京の文学 ほか)
第5章 ホームズのロンドン、半七の江戸(ホームズ物語との比較研究;大都会の地誌と風俗 ほか)
著者等紹介
横山泰子[ヨコヤマヤスコ]
1965年東京生まれ。現在、法政大学工学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちはじめ
0
岡本綺堂の怪談や半七捕物帳の研究だが、僕には少々期待外れ。2002/12/19
zatugei
0
再読。岡本綺堂の入門書として絶好。岡本綺堂のいくつもの顔が見えてきて、もう一度、綺堂を読んでみようと思った。2021/10/21
zatugei
0
半七捕物帳は江戸時代の雰囲気を知るための教科書のような作品。ただし推理小説としては物足りないと感じていた。綺堂には怪談ものも多いが、期待をはずされることも多かった。綺堂が、年少の頃、円朝の怪談噺を聞いて育ち、視覚でなく聴覚の人であったと知って、改めて読んでみようと思った。2020/03/27
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