出版社内容情報
好評の新書籍シリーズ,第5弾は,人気の「宇宙」関連の中でも,特に「宇宙の終わり」についてクローズアップしてみました。ニュートンの強みである美しいイラストを全面に使い,ぱらぱらとめくるだけでもスケールの大きさ,おもしろさを十分実感できる内容となっていますSTEP1~3を順に読んでいくだけなので,長い解説を読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。
この宇宙はいつまでも変わらない不変なものだとおもっているかもしれません。しかし,長い年月をかけてこの宇宙は成長し,そして今も変化し続けています。そして,気が遠くなるような長い長い年月をかけて,宇宙は終わりをむかえるのです。この本は,宇宙がどのようにしておわりに向かうのか,最期の瞬間はどのようなものかを,時系列に沿ってイラストにあらわしていきます。
ほかにも,「太陽が遠い未来に『ダイヤモンド』のかたまりになる?」,「銀河が衝突したら,惑星や恒星どうしも衝突する?」,「天文学者の頭を悩ます,宇宙膨張に関する大問題とは?」など,おもしろい話題もたくさん取り上げています。
目次
1章 イラストでかけ抜ける宇宙のはじまり(現在の宇宙は加速膨張している;宇宙は何もない“無”から生まれた ほか)
2章 大迫力のビジュアル太陽系の終わり(ダイジェスト 宇宙誕生から138億年の歴史;現在の太陽系を構成するメンバーたち ほか)
3章 暗黒の宇宙 銀河と天体の終わり(現在の太陽系は、天の川銀河の“郊外”に位置している;オリオン座も北斗七星も、大きく形を変えてしまう ほか)
4章 イラストでみればちがいがわかる宇宙の終わりのシナリオ(宇宙を加速膨張させる「ダークエネルギー」;膨張しても薄まらない「負の圧力」をもつ ほか)
著者等紹介
横山順一[ヨコヤマジュンイチ]
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構長・大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター長。理学博士。群馬県生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程中退。専門は、宇宙論と重力波物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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