出版社内容情報
大好評の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズがコンパクトな新書サイズで登場! 第22弾は2019年10月に発売された『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 超ひも理論』の新書版です。
★はじめて学ぶ中高生にとって最強の入門書!
★やさしいイラストで,最強によくわかる!
★コラムにマンガにQ&A。トリビア的な知識も満載! 余分な知識もさらに増量!
★すべての漢字にふりがなを振っているため,専門用語も迷わず読める!
「身のまわりの物質はすべて,極めて小さな『ひも』が集まってできている」。これが,物理学の最先端の理論である,「超ひも理論」の考え方です。
物質をどんどん細かく分割していき,最後にたどりつくと考えられる究極に小さい粒子を,「素粒子」といいます。素粒子を直接目にした人はおらず,素粒子がどのような姿かたちをしているのかは不明です。超ひも理論とは,この素粒子が極小のひもだと考える理論なのです。
超ひも理論によると,実はこの世界は,縦・横・高さの「3次元空間」ではなく,「9次元空間」だといいます。さらに,私たちが暮らす宇宙とは別に,無数の宇宙が存在する可能性があるといいます。超ひも理論は,にわかには信じがたい,SFのような世界を予言しているのです。
本書では,「超ひも理論」の不思議な考え方を,“最強に”面白く紹介します。どうぞお楽しみください!
内容説明
宇宙の謎を解き明かす究極の理論をやさしく解説!予備知識なしで読めます!
目次
第1章 すべては「ひも」でできている!(超ひも理論は「あらゆるものは、ひもでできている」とする理論;物質を拡大していくと、「素粒子」にいきつく ほか)
第2章 ひもの正体にせまろう!(ひもの長さは、10-34メートル;ひもは分かれたり、くっついたりする ほか)
第3章 超ひも理論が予測する9次元空間(私たちは、3次元空間に生きている;ひもは9次元空間で振動している! ほか)
第4章 超ひも理論と究極の理論(物理学者は、「究極の理論」を知りたい;重力は、究極の理論の完成をはばむやっかいもの ほか)
著者等紹介
橋本幸士[ハシモトコウジ]
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻教授。理学博士。1973年生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。専門は超弦理論、素粒子論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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