出版社内容情報
大好評の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズがコンパクトな新書サイズで登場! 第19弾は2020年6月に発売された『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 相対性理論』の新書版です。
★はじめて学ぶ中高生にとって最強の入門書!
★やさしいイラストで,最強によくわかる!
★コラムにマンガにQ&A。トリビア的な知識も満載! 余分な知識もさらに増量!
★すべての漢字にふりがなを振っているため,専門用語も迷わず読める!
「時間と空間は,長くなったり短くなったりする」。こんな話を聞いて,信じられるでしょうか。これは,天才物理学者のアルバート・アインシュタインがとなえた,相対性理論の考え方です。相対性理論によると,1秒や1メートルの長さは,立場や状況によってかわってしまうといいます。
アインシュタインが「特殊相対性理論」を発表したのは,1905年のことです。特殊相対性理論は,時間と空間の新理論でした。さらにその10 年後,アインシュタインは,理論を発展させて「一般相対性理論」を発表しました。一般相対性理論は,重力の新理論です。相対性理論は,常識を根底からくつがえす,世紀の大理論となりました。
本書は,相対性理論を,ゼロから学べる1冊です。“最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。相対性理論の世界を,どうぞお楽しみください!
内容説明
物理学に革命をおこした大理論がゼロからわかる!
目次
イントロダクション(アインシュタインの疑問からはじまった相対性理論;特殊相対性理論は、時間と空間についての理論 ほか)
第1章 相対性理論の基本、光の速さを知る(光の速さは、秒速30万キロメートル;光が速すぎて、ガリレオは計測に失敗した ほか)
第2章 特殊相対性理論:時間と空間の新理論(ニュートンが考えた、絶対時間と絶対空間;アインシュタインが考えた、相対時間と相対空間 ほか)
第3章 一般相対性理論:重力の新理論(ニュートンが考えた、万有引力;アインシュタインは、重力を時間と空間のゆがみだと考えた ほか)
第4章 相対性理論と現代物理学(宇宙では、空間が膨張していた;太陽のエネルギー源が、相対性理論で明らかに ほか)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
日本学術振興会学術システム研究センター顧問、東京大学名誉教授、同大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)客員上級研究員、明星大学理工学部客員教授。理学博士。1945年、香川県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。専門は、宇宙物理学、宇宙論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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