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出版社内容情報
2022年11月30日,アメリカのAI(人工知能)スタートアップ企業であるOpenAIが対話型AI「ChatGPT(GPT-3)」を無料公開しました。公開から,わずか5日で登録者数は100万人を突破。2か月で1億人を超えるまでになりました。ちなみにFacebookは100万人に到達するまでに,10か月かかっています。これをみても,ChatGPTの関心の高さがわかると思います。法律や医療分野では人間を上まわる知識があるともいわれています。
本書はChatGPTの徹底解説本です。この新しいAIがどのような技術によって支えられ,発展していったのかを具体的にわかりやすく紹介しました。
本書を読むことで,ChatGPTの話題に乗り遅れてしまった人も,一からわかりやすく学ぶことができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
10
ChatGPTの学習過程(p64)について整理すると→①人間が大量のテキストデータの入力する、②人間が質問と回答のセットをつくって学習させる(=GPTは答え方を学ぶ)、③人間が特定の質問を行い、GPTに複数回答させて、人間が回答の順位付けをする、④その順位付けを報酬モデルとして、GPTに学習させる、⑤GPTが質問と回答を作成し、事前に学習した報酬モデルをもとに、回答を評価する、⑥…以上のステップを繰り返すことで、回答の精度を高める。/特に、過程④の、人間の評価能力を機械に学習させるあたりが凄みなのだろうな2023/12/29
luckyair
0
ChatGPTをどう使うかではなく、理解するための本。5年後くらいにこの本を読んだら、その時にはすっかり世界は変わっているんだろうなというくらい進化?も凄まじい。それにしても、生成AIで世界の前提は変わるんだろうけど、社会への馴染み方はゆっくりなんだろうなとも思う。例えば会社の資料作成や人の採用にAI使いました!とか言うとまだ変な感じの雰囲気になるとか。5年後の2029年、既にシンギュラリティは到来?しているという人もいるし、どうなるんでしょう?★★★2024/01/04