出版社内容情報
著者は長年にわたるさまざまな企業での実践指導を通じて、失敗につながった不完全という名の落とし穴、いわゆる改善すべき問題を見つけるには、どのように進めていけばよいのか、どんなことに注意しなければならないのか、すなわち失敗の原因追究について研究してきました。
本書はその集大成として、今や数多くの企業で用いられている「なぜなぜ分析」や「いきさつフロー図」といった手法・要素をまとめ、失敗の原因追究の考え方からポイント、手法の使い方まで具体例を豊富に用いて解説しています。
「なぜなぜ分析」を使ったことがないという方から、どうすれば失敗の原因追究がうまくいくのか悩んでいる方まで幅広く勧められる、現場・職場・組織の“強化書”です。
内容説明
原因追究の目的は、どんなときでも、誰がやっても確実にできるようにする改善策を出すことだ!「なぜ?」を考えるときのポイントは、「時間」「表現」「目的」にある。
目次
第1章 「なぜ?」を繰り返して、失敗を掘り下げる
第2章 「なぜ?」を考える前にやるべき5つのステップ(原因追究する事象を決める;事象を的確に表現する;調査する前に、目的と調査範囲をはっきりさせる;前提をしっかりつかむために図を描く;前提条件を整理して、範囲を絞り込む)
第3章 「なぜ?」を繰り返すときの新なぜなぜ分析10則(「事象」や「なぜ」は、1コマ表現にする;初めの「なぜ」は、「そもそも」で考える;逆読みしても、筋が通るようにする;並列の問題を見逃さない;「なぜ」には問題を書く ほか)
第4章 失敗の原因追究で忘れがちな大事なこと
第5章 事例で再確認!原因追究の進め方となぜなぜ分析のポイント
著者等紹介
小倉仁志[オグラヒトシ]
有限会社マネジメント・ダイナミクス社長。1985年東京工業大学(現 東京科学大学)工学部化学工学科卒。同年デュポン・ジャパン(現(株)デュポン)入社。その後、1992年より(社)日本プラントメンテナンス協会にて、TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンスまたはマネジメント、製造業向け体質改善プログラム)指導に従事し、国内外の多くの製造業において、開発から営業に至るまでの仕組みや体質の改善を手掛ける。2005年には、有限会社マネジメント・ダイナミクスを設立。2012年~2016年に、(一社)神奈川県中小企業診断協会代表理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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