出版社内容情報
量子論とは，原子より小さな「ミクロな世界」での物質のふるまいを説明する理論です。ミクロな世界には，私たちの“常識”では理解できないことがたくさんあります。たとえば，光は「波」と「粒子」の性質をあわせもっています。また，何もないはずの真空で物質が生まれたり消えたりしていることも，量子論により判明しました。
量子論は，現代物理学において重要な理論の一つです。また，社会を支えるテクノロジーの多くが「量子論抜きには成り立たない」といっても過言ではありません。本書を通して，量子論の不思議な世界をぜひお楽しみください！
内容説明
量子論の世界がゼロからわかる！Ｎｅｗｔｏｎが総力をあげて制作した世界一美しくて楽しい量子論図鑑。
目次
１ 量子論の基本原理―波と粒子の二面性
２ 量子論と原子の姿
３ 量子論の基本原理―状態の共存
４ 宇宙を解き明かす量子論
５ 量子論のさまざまな解釈
６ 現代社会と量子論
７ もっと知りたい！量子コンピュータ
８ もっと知りたい！量子テレポーテーション・量子暗号
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
16
１年くらい前に３０巻で完結したNEWTON大図鑑シリーズの３１巻目がでました。出版社に問い合わせたら、今回は突発的なもので、シリーズ再開ではないようです。量子論についての概説に加え量子テレポーテーションと量子暗号について少し詳しい説明があります。このシリーズの標準的な内容だと思います。2023/06/16
