出版社内容情報
人と同じように行動する。三つの選択肢の真ん中を選ぶ傾向が高い……。実は,私たちの行動のほとんどは無意識と習慣性によって決められています。行動インサイトは,この「無意識」に着目し,人の行動を左右する要因を分析して活用する,行動科学の新たな手法です。
本書は行動インサイトの基本や特徴などをわかりやすく解説。販売数の増加,納税遵守の改善など,行動インサイトが効果を上げた実例を取り上げながら,その実践法を紹介します。
行動の裏に隠された心理と,それを生かす仕組みがわかる1冊です。
※本書は2021年発行『行動インサイト』をニュートン新書として発行したものです。
内容説明
人は同じように行動する。三つの選択肢の真ん中を選ぶ傾向が高い…。実は、私たちの行動のほとんどは無意識と習慣性によって決められています。行動インサイトは、この「無意識」に着目し、人の行動を左右する要因を分析して活用する、行動科学の新たな手法です。本書は行動インサイトの基本や特徴などをわかりやすく解説。販売数の増加、納税遵守の改善など、行動インサイトが効果を上げた実例を取り上げながら、その実践法を紹介します。行動の裏に隠された心理と、それを生かす仕組みがわかる1冊です。
目次
第1章 行動インサイトとは
第2章 行動インサイトの歴史と考え
第3章 行動インサイトの実用例
第4章 行動インサイトの応用
第5章 行動インサイトへの評価、意見、そして限界について
第6章 行動インサイトの未来
著者等紹介
ホールズワース,マイケル[ホールズワース,マイケル] [Hallsworth,Michael]
アメリカのコロンビア大学の助教授(非常勤)。ロンドンのインペリアルカレッジで行動経済学の博士号を取得し、同大学の名誉講師も務めている。現在は「Behavioral Insights Team(BIT)」の北米オフィスのマネージングディレクターで、政府や国際機関向けの開発方針とサービスの設計にも携わっている
カークマン,エルスペス[カークマン,エルスペス] [Kirkman,Elspeth]
キングス・カレッジ・ロンドンの政策研究所客員主任研究員で、「Behavioral Insights Team(BIT)」のシニアディレクター。2015~2018年はBIT北米オフィスの創設者兼マネージングディレクターとして従事。現在はNesta(イノベーション関連の慈善団体)へ出向中
星野崇宏[ホシノタカヒロ]
慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学経済研究所所長。2004年3月東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。博士(経済学)。情報・システム研究機構統計数理研究所、名古屋大学大学院経済学研究科等を経て現職。理化学研究所AIPセンター経済経営情報融合分析チームリーダーを兼ねる。2019年より行動経済学会副会長。2021年12月より行動経済学会会長
亀濱香[カメハマカオリ]
文化女子大学卒。ハワイ大学学士課程修了。外資系企業の社内翻訳者、ハワイアンフラの講師や通訳・翻訳者を経て翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。