内容説明
理科が苦手な人でも、どんどん楽しく読める!知識ゼロから読める超入門書!
目次
1時間目 栄養の基本(五大栄養素を正しく知ろう)
2時間目 食を楽しむ体のしくみ(栄養素を取りこむしくみ;おいしさを感じるしくみ)
3時間目 科学的に正しい!理想的な食事法(健康と美容のための食事法;食事で病気を改善しよう)
4時間目 食と栄養の気になる話(話題の食品たちを斬る;気になる食事のあれこれ)
著者等紹介
加藤久典[カトウヒサノリ]
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻特任教授。農学博士。東京大学農学部農芸化学科卒業。専門は、分子栄養学。遺伝子と栄養、胎児期の栄養と生活習慣病、機能性食品の作用機構などについて研究を進める。第22回国際栄養学会議(2022年東京)組織委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
115
糖質制限や脂質制限など健康に良かれと思い実践していても根拠はあいまいだったりする。五大栄養素の理想的な配分など栄養の基礎から、体が栄養を取り込む仕組み、理想的な食事内容、最近の気になる話まで全四章で対話形式で読みやすい。新たに得られた知見はなかったが、健康に良さそうに宣伝している商品の多くはまやかしであることを再確認しました。因みに糖質制限はやせやすいが、極端な糖質制限はリスクがある。脂質制限は生活習慣病の予防につながるという十分な根拠はありません。2023/07/03
けんとまん1007
53
思っていた以上に、知らないことや、裏付けがない巷の説が多いことに気づかされた。改めて、テレビショッピングの説明の微妙な言質を取られない言い方が、思い起こされる。それはそれとして、人間の体や食べ物の不可思議さ、緻密さと豪胆さには感心するしかない。まさしく、対応できたものが生き残るということ。2023/03/27
ユウユウ
5
“食べるものが人を作る”2023/06/14
アリミノ
3
水溶性は餌になる、不溶性は掃除をする。舌には基本的にどの部分でも、苦味、酸味、甘味もしくは塩味の順で敏感。舌の地図は1900年ごろのもの。亜鉛が不足すると味覚障害に。苦い食べ物などが平気になるのは大脳が安全と学習した結果。食べ物が低温、高温だと味を感知するはたらきが鈍くなる。1日何食がベストというのはまだ研究中。1食や2食だと血糖値が急上昇してしまう。1口20回は噛む。鉄不足はヘム鉄を。抗酸化作用とは細胞が酸化を防ぎ、代わりに酸化してくれる物質。食品添加物は4つに分類される。安全な物質ではなく安全な量。2023/11/12
ウンボ
2
めっちゃ良かった。栄養学の初心者はこれから手を出すと良いかもしれない。2023/10/13
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