出版社内容情報
2022年5月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『パラドックス』です。
「私はうそつきだ」 これはうそでしょうか? ほんとうでしょうか? うそだと考えても、ほんとうだと考えても、矛盾する結果にたどり着く不思議な質問です。このような問題を「パラドックス」といいます。
本書では、自分自身についてのべるときに生じる「自己言及のパラドックス」をはじめとしたさまざまな論理のパラドックス、確率や直感にまつわる数学のパラドックス、さらには、宇宙や物理の世界であらわれる悩ましいパラドックスをたくさん取り上げました。
パラドックスに取り組むことで、私たちは視野を広げ、新たなものの見方や論理的思考力を鍛えることができます。〝論理の迷宮〟をお楽しみください。
内容説明
本書では、自分自身についてのべるときに生じる「自己言及のパラドックス」をはじめとしたさまざまな論理のパラドックス、確率や直感にまつわる数学のパラドックス、さらには、宇宙や物理の世界であらわれる悩ましいパラドックスをたくさん取り上げました。パラドックスに取り組むことで、私たちは視野を広げ、新たなものの見方や論理的思考力を鍛えることができます。“論理の迷宮”をお楽しみください。
目次
1 自己言及のパラドックス
2 あいまい性のパラドックス
3 正しい理屈のパラドックス
4 確率と直感のパラドックス
5 宇宙のパラドックス
6 物理のパラドックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
7
考え方の勉強になる。AIの判断を利用する時も重要。2023/12/17
サラサラココ
3
子どもが読みたいと言った本。カラーイラスト、具体例多数。「全知全能の神は、自分が持てない石をつくれるか」などなど。2023/06/30
skr-shower
3
中学生の時に読みたかった。どこか変なの?から、何かおかしい…と思う問いかけまで多く楽しめます。2023/03/03
WA
3
慣性系で成り立つ特殊相対性理論での「双子のパラドックス」が、加速度(≒重力)系の一般相対性理論で説明できるというのが、初めてストンと腑に落ちた。高速で時間が遅れるのは、加速度(≒重力)により遅れるという感じなのだな。また、量子論の「コペンハーゲン解釈」で、電子は波のように広がった状態で存在し、観測を行うと広がった波が「収縮」して、粒子としての姿をあらわし、それは人間の脳の認識に限定された事かもしれないというのも面白かった。2022/12/17
kousuke
1
知ってる内容も多かったけど楽しく読めました。2024/01/09