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ニュートン式超図解最強に面白い!!
ニュートン式超図解 最強に面白い!!哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784315524543
  • NDC分類 100
  • Cコード C2010

出版社内容情報

 哲学とは,いったいどんな学問なのでしょうか。英語で哲学を意味する「philosophy」は,古代ギリシャ語の「philosophia」が語源になったといわれています。「philo」は愛する,「sophia」は知という意味をもちます。つまり哲学とは,「知を愛する」学問のことなのです。
 哲学がはじまったのは,今から2500年以上前の,古代ギリシャの時代とされています。現代の私たちが「科学」とよぶ学問も,当時は哲学に含まれていました。哲学と科学が分かれたのは,17~19世紀ごろだといわれています。つまりガリレオやニュートンも,みな哲学者だったのです。
 本書は,古代から現代にいたるまでの哲学者たちの思考の歴史を,科学とのつながりに注目しながらたどる1冊です。“最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。どうぞお楽しみください!

目次

イントロダクション(哲学で考えられてきた大問題が、四つある;現在は、哲学で考える問題と、科学で考える問題がある)
1 科学の起源は、古代ギリシャ哲学(紀元前6世紀ごろ:哲学のはじまり―ゼウスのせいにしても、満足はできない!;紀元前6世紀ごろ:最古の哲学者―タレス「観察したところ、万物の根源は水だ」 ほか)
2 科学を育てた!中世と近世の哲学(14世紀:オッカムのかみそり―オッカム「明確に知覚できないものは、認めない」;16世紀:近代科学の概念―ベーコン「観察の際には、思いこみは捨てるべき」 ほか)
3 科学と発展した!近代の哲学(18~19世紀:進歩思想―ヘーゲル「世界は、進歩しつづけている」;19世紀:ラプラスの悪魔―ラプラス「不確実なことは、何もない」 ほか)
4 科学と歩む!現代の哲学(個別科学の哲学―研究者が、自分の専門分野の哲学を発展させた;時間の哲学―時間の流れは、移動するスポットライト説 ほか)

著者等紹介

伊勢田哲治[イセダテツジ]
京都大学大学院文学研究科准教授。Ph.D.(philosophy)。京都大学文学部哲学科卒業。専門は、科学哲学・倫理学。主な研究テーマは、科学と疑似科学の境界設定、科学哲学の歴史、動物倫理学、宇宙倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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