出版社内容情報
今、あらためて注目を浴びるデンマークの“学び直しの場”
「幸福の国」デンマークを根源から支えるフォルケホイスコーレ。
◎試験も成績もナシ ◎年齢も国籍も関係なく誰でも入学できる
◎学生と先生のフラットな関係 ◎対話中心の学び
ゆっくりとした時間の流れの中で「生きるちから」を育み、自分は何者なのか、何をするために生きていきたいのかを考える学びの舎。
大学進学、就職前、キャリアの転機、リタイア後…
ふと人生で寄り道したくなった時、そこにフォルケホイスコーレがある!
教育哲学やデンマーク社会への影響、フォルケホイスコーレを通して見える日本社会の課題と改善の可能性を、多彩な執筆陣が親しみやすい語り口で紹介。
内容説明
大学進学/就職前、キャリアの転機、リタイア後…ふと人生で寄り道したくなった時、そこにフォルケホイスコーレがある!今、あらためて注目を浴びるデンマークの“学び直しの場”。「幸福の国」デンマークを根源から支えるフォルケホイスコーレ。その歴史からデンマークにおける位置づけ、日本への導入を目指した実践的取り組みなどを、多彩な執筆陣が紹介。試験も成績もナシ、いつでも誰でも入学可能、学生と教員、年齢と国籍を越えた全寮制の共同生活―徹底した対話重視の生活が育む、「現代社会を生き抜く力」
目次
第1章 なんでフォルケホイスコーレに行こうと思ったの?(現代の日本人とフォルケホイスコーレ;留学体験記 「優等生」を抜け出して ほか)
第2章 フォルケホイスコーレとデンマーク社会(デンマークとホイスコーレ、二人三脚の180年;デンマーク社会を支える民主主義 ほか)
第3章 デンマークから考える「日本」(文化の違い、大解剖します!;そのプロジェクト、なぜ参加しているの? ほか)
第4章 共に暮らし共に学ぶ、実践の現場から(日本のフォルケホイスコーレの歴史;座談会1 社会の中で学ぶ―自分らしく成果を出す ほか)
第5章 日本流のフォルケホイスコーレを!(ジャパン・ホイスコーレDay;ケーススタディ 一目惚れから始まった地域の学び舎 ほか)
著者等紹介
矢野拓洋[ヤノタクミ]
1988年生まれ。東京都立大学大学院都市政策科学域博士後期課程/一般社団法人IFAS共同代表/ジャパン・ホイスコーレDay準備委員会委員長/デモクラシーフェスティバルジャパン開催委員会共同代表。2013年、バース大学大学院建築・土木工学部建築工学:環境デザイン専攻修士課程修了。2014年から2017年までデンマークの建築設計事務所、研究機関に勤務しながらデンマーク社会についての理解を深める
松浦早希[マツウラサキ]
1991年生まれ。中学校教員/兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了(学校教育学)。神戸女子大学在籍中、デンマーク体操部の活動の一つであるオレロップ・ホイスコーレ(Gymnastikhojskolen i Ollerup)での短期研修をきっかけに、デンマークの体操観に魅了されて同校に留学。留学中にデンマークの社会制度や教育制度に興味を持ち、帰国後は大学院で研究し始める。民間のフィットネスクラブ勤務や大学助手を経て、現在は神戸市内の公立中学校に勤務しながら、デンマークの教育や体操について研究を行っている
松永圭世[マツナガカヨ]
1993年生まれ。会社員/九州大学人間環境学府修士課程。九州大学教育学部に在籍中、社会教育学を学ぶ傍ら、アメリカ、スウェーデン、デンマークに留学。各地でキャリア観に関する調査を行う。現在は大学生のキャリア支援に携わりつつ、北欧を度々訪れ、ワークライフバランスや教育、キャリアに関する視察やインタビューを続けている。大学院では対話と価値観の自覚について研究中
真庭伸悟[マニワシンゴ]
1996年生まれ。会社員。東京大学教育学部に在籍中、教育が社会に与える影響に関心を持ち、3年間休学。愛媛県松野町にて教育とまちづくりをテーマに2年間地域おこし協力隊として活動。半年間デンマークのブランビア・ホイスコーレ(Brandbjerg Hojskole)に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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榊原 香織
Koki Miyachi
なんとかかんとか
木村あきら