内容説明
武蔵は、我々に何を伝えたかったのか。今、日本に最も必要な勝利への執念を定評のある現代語訳で読む。武蔵の生涯の分かりやすい年表付。
目次
『五輪書』の世界
現代語訳『五輪書』
原典『五輪書』
付録『兵法三十五箇条』『独行道』
宮本武蔵の心技体
著者等紹介
大河内昭爾[オオコウチショウジ]
1928年生。1953年早稲田大学第一文学部卒業。武蔵野女子大学学長を経て、現在、同大学名誉教授。文芸評論家。日本文芸家協会理事。日本文芸著作権保護同盟常務理事
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感想・レビュー
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ジョージ
3
面白い☆2017/04/21
kobu
1
「五輪書研究会」版をインターネットで読む。武蔵の兵法がリズムと先、臨機応変を重視していたことが分かる。一つの分野を突き詰めて鍛錬すれば、兵法のみならず、他の分野でも臨機応変に対応出来るとするところは現代にも通じる。次は原文でじっくり読んでみたい。2014/04/06
Shi2uki_
0
正直、剣術の修業をしたわけではないので、あまり「字面だけ読んで納得したつもり」にはなりたくないと思った。 しかし「道理」というキーワードを用いて、兵法(剣術)・芸事・仏道修行などあらゆることに共通する普遍的な要素を見極めようとする視点に関しては、自身がここ最近考えていることとも共通するため、積極的に取り入れていきたい。2025/05/14
あさやん@中四国読メの会参加中
0
構えは大事だけど、あくまで切ることが目的。構えに捕らわれすぎてはダメよ、みたいな教えがシンプルにしてディープでした。2024/09/06
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