出版社内容情報
★2021年9月18日付 毎日新聞書評で、養老孟司先生にご紹介いただきました!──「『新たな知を発見する脳の働き』提示」
この謎に満ちた魅惑の世界を知れば、毎晩の眠りが楽しみになる!
有史以来、人々を魅了してきた「夢」という現象はいったい何なのか?――1953年のレム睡眠発見を機に進展した夢の科学的研究は、21世紀の現在、核心に迫りつつある。
夢研究の歴史をひもとき、典型的な夢、動物の夢、悪夢、明晰夢、創造力との関連性など数々の研究を紹介しながら、著者らが構築したNEXTUPモデルを解説し、その理論をもとに夢の正体に挑む。
【目次】
第1章 夢について考えてみる
第2章 夢をつかむ――黎明期の冒険者たち
第3章 夢の秘密を発見した――とフロイトは思った
第4章 新しい夢科学の誕生――睡眠中の精神をのぞく窓が開いた
第5章 睡眠――それは眠気を解消するだけのものか
第6章 犬は夢を見るのか
第7章 私たちはなぜ夢を見るのか
第8章 NEXTUP
第9章 夢の中身はひと癖もふた癖もある
第10章 その夢はなぜ見たのか
第11章 夢と内なる創造性
第12章 夢の活用法――その発想と手法、および注意点
第13章 夜中に大きな音がする――PTSD、悪夢、その他夢に関連する障害
第14章 意識する心、眠りつづける脳――明晰夢のわざと科学
第15章 テレパシー夢と予知夢――あるいは、なぜあなたはこの章の夢をすでに見たのか
エピローグ わかっていること、いないこと――知りえないことも含めて、それが重要だ
付記 NEXTUPモデル
【著者】
アントニオ・ザドラ モントリオール大学教授(心理学)、同大学睡眠医学先端研究センター研究員。睡眠時随伴症(睡眠時遊行症、夜驚症など)、トラウマ、悪夢などを専門に研究している。
ロバート・スティックゴールド ハーバード大学医学部教授(精神医学)、同大学睡眠・認知科学センター長。ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター教授。 睡眠研究の第一人者J. アラン・ホブソンに長年師事し、睡眠と認知、夢、意識状態のほか、記憶統合における睡眠の役割を研究している。
【訳者】
藤井留美 翻訳家。 訳書に、アナンサスワーミー 『私はすでに死んでいる』、 ガザニガ『〈わたし〉はどこにあるのか』 (以上、紀伊國屋書店)、 ウォレス ・ウェルズ 『地球に住めなくなる日』(NHK出版)ほか多数。
内容説明
夢とは何か、どこからくるのか、どんな意味があるのか、何のためにあるのか―睡眠と夢を長年研究してきた著者らが編み出したNEXTUPモデルで、新たな角度から夢の正体に挑む。
目次
夢について考えてみる
夢をつかむ―黎明期の冒険者たち
夢の秘密を発見した―とフロイトは思った
新しい夢科学の誕生―睡眠中の精神をのぞく窓が開いた
睡眠―それは眠気を解消するだけのもの?
犬は夢を見るのか?
私たちはなぜ夢を見るのか
NEXTUP
夢の中身はひと癖もふた癖もある
その夢はなぜ見たのか〔ほか〕
著者等紹介
ザドラ,アントニオ[ザドラ,アントニオ] [Zadra,Antonio]
モントリオール大学教授(心理学)、同大学睡眠医学先端研究センター研究員。睡眠時随伴症(睡眠時遊行症、夜驚症など)、トラウマ、悪夢などを専門に研究している
スティックゴールド,ロバート[スティックゴールド,ロバート] [Stickgold,Robert]
ハーバード大学医学部教授(精神医学)、同大学睡眠・認知科学センター長。ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター教授。睡眠研究の第一人者J・アラン・ホブソンに長年師事し、認知神経科学の観点から、睡眠と夢の性質や機能、記憶の定着と統合などについて研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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