内容説明
ガウスは自然現象からいかに豊かな数学的法則を導きえたのか。確率論、天文学、測地学などの分野で先導的役割を果たしてきた、ガウス誤差論を初集成。
目次
1 誤差を最小にする観測の組合せ理論
2 誤差を最小にする観測の組合せ理論・補遺
3 円錐曲線で太陽のまわりを回る天体の運動理論
4 Pallasの軌道要素についての研究
5 観測の精密さの決定
6 確率計算の実用的幾何の問題への応用
7 クロノメーターによる経度の決定
8 Ramsden式天頂儀による観測からG¨ottingenとAltonaの天文台の間の緯度差を決定すること
著者等紹介
ガウス,カール・F.[ガウス,カールF.][Gauss,Carl Friedrich]
1777年ドイツ・ブラウンシュヴァイク市生まれ。1799年ヘルムシュテット大学の学位を受ける。1807年からゲッチンゲン天文台長。数学者、天文学者、物理学者。1855年逝去
飛田武幸[ヒダタケユキ]
1927年愛知県生まれ。1952年名古屋大学理学部数学科卒業。名古屋大学名誉教授
石川耕春[イシカワタカハル]
1932年愛知県生まれ。1954年愛知学芸大学数学科卒業。元愛知県立岡崎高等学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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