出版社内容情報
本家本元「「味覚の授業」のバイブル
味の違いがわからない、「味覚音痴」の子どもが増えている。本書は、いまフランス全土の小・中学校で実践されている子どもたちの「味覚を目覚めさせる授業」を確立した考案者によるガイド・ブック。味覚の授業の実際と、味覚をめぐるイロハから味覚がいかに人生を豊かにするかまで、やさしく解説する。
2004年掲載
日本農業新聞10/10、月刊食育11月号、ソトコト12月号、教育家庭新聞11/13、笑う食卓492号、グルメ・ジャーナル12月号、教育医事新聞1/25、料理王国4月号
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味覚音痴にならないで!
いまフランス全土の小学校で実践されている
「味覚を目覚めさせる授業」の考案者による
完全ガイドブック。
味覚は小学生で決まる。
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三國清三
「ジャック・ピュイゼ氏によるこの本は、
すでに世界的な食育のスタンダードとして認められている。
・・・・・この本によって食育とは何か、食育とはどういう意味があるのか、
食育をどのようにすすめていけばよいのかがすべて理解できる。
食育に関心のあるすべての人々に提供され、
想像を超える結果が得られるはずである」
内容説明
味の違いがわからない、味覚音痴の子どもが増えている。こうした状況を憂えてフランスで30年前に始まった、小学生を対象にした「味覚を目覚めさせる授業」。フランス全土の小学校で実施され、10数万人の子どもたちに多大な成果を上げた。いまこの「味覚の授業」は世界中に広まっている。名づけて「ピュイゼ・メソッド」。本書は、その考案者によるガイドブック。味覚のイロハから、「味覚の授業」の実際、家庭での応用、味覚がいかに人生を豊かにするかまで、やさしく解説する。日本版では、三国清三氏による「三国メモ」で完全サポート。
目次
第1部 好き、嫌い(味覚の構造;味覚の発達、新生児から思春期まで;味覚の多様性)
第2部 味覚と学校(たくさんの子どもたちが味覚を学ぶ;味覚の目覚め10回コース;味覚の教育 その後)
第3部 家庭での味覚
著者等紹介
ピュイゼ,ジャック[ピュイゼ,ジャック][Puisais,Jacques]
フランス味覚研究所の創設者、現・所長。ワイン醸造学者。子どもたちを取りまく食生活の乱れに危機感を抱き、1974年、トゥール大学の学生と小学校の教師たちと共同で、子どもたちを対象にした「味覚を目覚めさせる授業」を考案。以降、試行錯誤を続け、本書に詳述される1時間半の授業を10回行なうメソッドを確立。現在、フランス全土の小学校でピュイゼ・メソッドにもとづく「味覚の授業」が行なわれ、1990年から毎年10月の第3週に全土を上げて行なわれる「味覚週間」の初日を飾るイベントにまでなっている
三国清三[ミクニキヨミ]
北海道増毛町生。札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行後、駐スイス日本大使館料理長に就任。ローザンヌの「ジラルデ」、ロアンヌの「トロワグロ」など、スイス、フランスの三ツ星レストランで修行後、東京・四ツ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。99年に現役シェフの組織「日本フランス料理技術組合」を発足させ、2000年より子どもたちを対象にした「味覚の授業」(キッズ・シェフ)を実施している
鳥取絹子[トットリキヌコ]
翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大卒
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感想・レビュー
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