出版社内容情報
いま哲学に何ができるのか?
パリで話題の≪哲学カフェ≫の主催者が問いなおす西欧哲学と近代史
解説・鷲田清一
フランスのエリート校、パリ政治学院の哲学教授の地位を捨て、現代のソ
クラテスたらんと街へ出た著者は、日曜日のカフェで哲学ディスカッショ
ンを開始、話題となった。本書では、ガリレオからコペルニクス、マルク
スなどを挙げながら思想史を問いなおす一方、現代をギリシャ時代の反復
とみなし、おもな哲学者に再考を加えつつ、哲学の重要性を訴える。社会
の困難を前にして、哲学にいったい何ができるのか? 今年3月、急死し
た著者の遺作ともいうべき本。
目次
第1部 私たちは何処からきたのか?(思想の敗北?;啓蒙思想;地動説革命;商業革命 ほか)
第2部 私たちは何処へいくのか?(利潤の法則の勝利?;デモスの誕生;ロゴスの誕生;ソフォクレスの明晰さ ほか)
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- あかずきんの花婿 ハーレクインコミックス
-
- 和書
- 新課程 クリアー数学2