出版社内容情報
アメリカの認知科学の流れの中心にいる心理学者が,自分自身の熱い主張も織りこみながら,認知心理学の全体像を語る本。これまで認知研究が避けがちだった「意識」というテーマこそ中心問題であると説き,「感情」を等閑視して喜怒哀楽のない人間の働きばかり論じてきた従来の研究をきびしく批判する。この魅力的な分野の可能性と未た一冊である。
内容説明
これまで避けられがちだった「意識」や「情動」といったテーマの認知的研究の重要性を説き、認知心理学の可能性と未来を熱く語った意欲作。
目次
1章 認知心理学の起源と関係
2章 心の構造と機能
3章 意識
4章 過去ならびに今後の方向