どうわがいっぱい やまのおばけずかん

斉藤 洋【作】/宮本 えつよし【絵】

講談社（2013/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 80p／高さ 22cm
• 商品コード 9784061981928
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

山のつむじ風にのって、かまいたちは人間のすねをヒュンと襲います。でもだいじょうぶ。このお話を読んでおけば、こわくないのです！山のつむじ風にのって、かまいたちは人間のすねをヒュンと襲います。でもだいじょうぶ。このお話を読んでおけば、こわくないのです！

　「おばけずかん」シリーズは、昔から知られているおばけがいっぱい登場する、「図鑑」という名前の童話です。
　それぞれのおばけが、どんなふうに怖いのか。そうならないためには、どうしたらだいじょうぶなのかを、ユーモラスな短いお話仕立てで紹介しています。
　登場するおばけはちょっと怖いけど、ちゃんと対応してあげると、意外になさけなくて、かわいいところもあったりします。
　怖くて、笑えて、最後はホッとできる、新しいおばけの童話シリーズです。

〈登場する山のおばけ〉

かまいたち
あずきあらい
おおにゅうどう
やまびこ
おくりいぬ
さとり
やまんば

かまいたち
あずきあらい
おおにゅうどう
やまびこ
おくりいぬ
さとり
やまんば


斉藤 洋［サイトウ ヒロシ］
著・文・その他

宮本 えつよし［ミヤモト エツヨシ］
著・文・その他

内容説明

やまには、こわーいおばけがいっぱい。でも、このおはなしをよめば、だいじょうぶ。

目次

かまいたち
あずきあらい
おおにゅうどう
やまびこ
おくりいぬ
さとり
やまんば

著者等紹介

斉藤洋［サイトウヒロシ］
昭和２７年、東京生まれ。おもな作品に、「ペンギン」シリーズなど

宮本えつよし［ミヤモトエツヨシ］
昭和２９年、大阪生まれ。画家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぼりちゃん]

おばけずかんシリーズ2冊目は山の妖怪たち。もしも、山で妖怪に出会ったら…？かまいたちはジャンプ！おおにゅうどうはびっくりしてあげる！やまびこは悪口を叫ばない！｢ホントに？｣と半信半疑な息子に、あずきあらいの真似してﾊﾞﾋﾞｮﾝと飛びついてｼﾞｬﾌﾞｼﾞｬﾌﾞ洗ってｶﾞﾌﾞｯてしたらちょっと怒られてしまった…。かわいくってついついちょっかい出しちゃうんだよな…困った(*´`)　母の 鎌でできた昔の傷をかまいたちだと信じている息子、7歳。　鎌ってホントに痛くないし、血も出ないんだよね。

2022/05/03

[たまきら]

オタマさんが大好きなシリーズです。尚子さんの絵本でおなじみのあずきとぎが、ここではなんだかほんわか。

2017/07/31

[そうさん]

4歳11ヶ月。斉藤さんの創作ではなく、有名なおばけばかり出てきた。水木しげるの本で既に知っているからか、珍しく興味が薄かった。いつもは繰り返し読むのに、知ってるからこの話はというのが多数。同シリーズの他の本が読みたいとリクエストされた。

2019/07/10

[absinthe@読み聞かせメーター]

６歳の娘に読み聞かせ。かまいたちなど、日本の妖怪のお話。童話をもじった話が多いが、日本の童話は日本人の心の成り立ちを少し説明してくれそうな気がする。最近のテレビやゲームは西洋の殺伐とした神話を取り入れすぎな気がする。ちょっとユーモラスな日本の妖怪の本を聞かせてあげたい。

2017/02/06

[遠い日]

海のおばけより山のおばけのほうが好きだなぁ。山姥はごめんだが、さとり、送り犬、山びこはどことなく親しみが持てる。そんなおばけたちに山で出会ってしまったときの対処法が、ばっちり。

2017/02/03