出版社内容情報
生物学およびその周辺領域が目まぐるしい速さで発展している現在，その全容をつかむことは専門家でも至難の業である。著者はその仕事に敢然と挑み，自らの生命観を盛りこみながら簡潔で分りやすい本をまとめあげた。分子遺伝から，性の起源，形態と進化，脳と行動，生体調節，発生，生命の起源まで，幅広いテーマを目配りよく解説した，格好の道案内。
内容説明
本書では、分子遺伝から、雌雄の性の起源、生物界の構造、形態、進化論、脳と行動、生体調節の機構、発生、そして生命の起源まで、幅広いテーマを、最新の知見に目配りしつつ、将来的展望もまじえ、かみくだいて解説しています。細切れでなく、“生きた生物学”の全体像がつかめる、刺激的かつ格好の「生物学のすすめ」です。
目次
１章 生命とは何か
２章 遺伝
３章 性、組換え、生命のレベル
４章 自然のパターン
５章 進化生物学の諸問題
６章 安定性と調節
７章 行動
８章 脳と知覚
９章 発生
１０章 生命の起源
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shampoo
0
生物学おもしろい。遺伝のしくみだけ習っていたけれど、その意味がなんとなくつかめた。2014/01/10
静
0
メイナード・スミスの生物学入門。内容はちょっと古くなってる部分（新しいことが発見された部分）もありそうだけど、当時の生物学を概略するものとして、わかりやすくていいんじゃないでしょうか。なんとなくファラデーの『ロウソクの科学』を思い出した。『ロウソクの科学』読んだことないけど2012/07/24
yasuhitoakita
0
これで生物学入門…なったか？？おもろい本でした^^2012/02/02
