内容説明
一冊のコンパクトな本の中に込められたコレクション性、その魅力、謎に迫る痛快古書エッセイ、書き下し。探書歴30年の筆者による絶版文庫の上手な買い方、集め方を伝授!クセもの面白本ガイド、誰も書かなかった絶版新書ガイド、レア情報満載の「古本屋徘徊日記」も収録。
目次
第1部 蒐集家誕生(文庫本大好き少年が、文庫本道楽中年になるまで(文庫創刊ラッシュ、めくるめく至福のとき;文庫おやじへの道))
第2部 探書をめぐる冒険(文庫本コレクターはつらいよ―絶版文庫をみつけるためのガイド;古本屋で探す―文庫探偵街を行く;即売会、目録で探す―場数を踏んで体得する購入道;インターネットで探す―物足りないと思うか、便利さを追求するか)
第3部 奥深い書物の森へ(文庫解説目録の研究―絶版文庫の大海原は果てしなく広いのだ;超オモシロ絶版文庫の世界―読んで天国、集めて地獄!?;知られざる絶版新書の世界―狙い目!底無しの未開拓ゾーン)
古本屋徘徊日記 東横線、神保町編
著者等紹介
司悠司[ツカサユウジ]
作家。東京生まれ。89年、第6回「小説新潮」新人賞応募作『ムルンド文学案内』により、選考委員(井上ひさし、筒井康隆)の推薦を得て、作家デビュー。編集業のかたわら、ホラー、時代、歴史、ユーモア、SF等の小説を発表
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