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出版社内容情報
野中信二[ノナカシンジ]
内容説明
最愛の父、祖父、許婚が殺された。幸せな家庭を築くという少女時代の淡い夢を無惨に叩き壊された女が選んだ道。それは男(直虎)となって愛する男達が作った「井伊家」を守り、繁栄させることだった!そして、直虎に見守られ小牧・長久手の戦い、関ヶ原大戦で活躍し、家康の天下取りを支えた名将・井伊直政。二人の奮闘の軌跡を描く長編小説。
著者等紹介
野中信二[ノナカシンジ]
1952(昭和27)年、姫路市生まれ。岐阜大学医学部卒業後、京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科教室に入局。大阪北野病院に勤務し、その後姫路市にて耳鼻咽喉科を開業する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ドットジェピー
4
直虎の健闘はもちろんですが、やはり井伊家をあそこまでにしたのは直政の功績ですね2017/09/21
茶瓶
3
教科書の文章をもとに、参考書の内容を切り貼りしたような文章だった。桶狭間から関ヶ原あたりの、歴史の流れや定説を知りたい方には、お薦め。 箇条書きのような文章、言葉だけで感情のない台詞、気持ちのやりとりのない会話。物語としての愉しみは皆無。なのに、小野政次の最期だけは異様に感情的だった。それまでの流れから何故そうされるのか納得もできず、滲み出る残虐さに嫌悪感を抱いた。直虎は、直政につなげるためだけに登場している印象。直政の人物像は一貫性がなく、魅力を感じなかった。小説を期待する方には、お薦めしない。2017/04/14
日野 輝樹
0
直政がいかに先に突っ込みたがる性格ということが分かりやすかった。ただし,直虎というタイトルのわりに直虎の記述は少なくやや拍子抜けな感じがしました。2017/02/12