人物文庫<br> 蒲生氏郷〈下〉

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人物文庫
蒲生氏郷〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784313752351
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

島津攻め、小田原攻め、伊達政宗との水面下での戦い…。天下人秀吉に軍事と領国経営の才能を認められ、会津九十二万石の大大名へ抜擢された蒲生氏郷と、激動する時代の中「信用」第一の着実な歩みにより「近江商人魂」を輝かせた西野仁右衛門。二人の男の「信念」と「夢」を通して日本人の生き方、経営のあり方を問うた雄渾の長編小説。

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京生まれ。第四三回芥川賞候補。日本文芸家協会・日本推理作家協会会員。東京都広報室長、企画調整室長、政策室長をつとめ、1979年に退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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デイジー

16
蒲生氏郷について知りたくて読んだが、才能あるがゆえに秀吉に振り回され40歳の若さで病死(毒殺?)、三代後に蒲生家も滅びるなんて悲劇の人だと感じた。いっぽう仁右衛門は天秤棒を相棒に信念を貫き、それを息子たちが受け継いでいく。『近江商人魂』からの改題のため、いかに信用を得るかなど仁右衛門の生き様は読み応えがあった。2017/12/06

ハルサンダー

3
氏郷は大大名へ登って行くが中央から遠ざけられる。もう少し長生きすれば歴史が変わったかも。2019/04/12

なにょう

3
松阪に行って蒲生氏郷のことを知った。それから興味があって読んでみた。しかも下巻から。この文章自体は平易で分かり易かった。下手に古い言葉を使ってなくて良いと思う。正宗と氏郷のやりとり・騙し合いは面白かった。そして氏郷と一商人の仁右衛門の対比も面白かった。こつこつ商いをして息子にも恵まれる仁右衛門と大大名になったと思いきや体を蝕まれて若くして幼い子を残して死に行く氏郷。戦国は本当に色々な人間、人生があって面白いな。2014/12/03

ロージー

2
氏郷にもう少しスポットライトを当てて欲しかった2011/05/16

~ちゃちゃ~

1
蒲生氏郷vs伊達政宗は面白かった。伊達家目線からの話は読んでいたので、違う目線で読むとまた違った印象を持った。ですが、やはり主人公は仁右衛門。行商人としての生き方に興味が湧いた。氏郷の話は別に読もうかな。2017/03/05

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