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内容説明
吉田茂の白足袋、梅原龍三郎の北京、小林一三の宝塚、内田百〓の御馳走、西園寺公望の清雅、谷崎潤一郎の四季、藤原義江の女性、西条八十のかなりや、志賀直哉の座右宝…。物質的な奢りよりも、精神的な完璧を求めてやまなかった二十三人の達人たちが織りなす“ちょっといい話”を、名手が練達の筆致で描き出す異色の人物列伝。
目次
光村利藻の愛妾
十一代目片岡仁左衛門の豪遊
谷崎潤一郎の四季
吉田茂の白足袋
横山大観の富岳図
大倉喜七郎のホテル
藤原義江の女性
内田百〓の御馳走
長谷川巳之吉の出版
徳川義親の虎刈り
西条八十のかなりや
小林一三の宝塚
堀口大学の月光
梅原龍三郎の北京
鹿島清兵衛のぽん太
花柳章太郎の衣裳
御木本幸吉の真珠
福地桜痴の団十郎史劇
志賀直哉の座右宝
五代目中村歌右衛門の下げ髪
薩摩治郎八のパリ
西園寺公望の清雅
著者等紹介
戸板康二[トイタヤスジ]
1915(大正4年)~1993(平成5年)。東京都生まれ。慶応義塾大学文学部国文科卒業。演劇評論家、小説家。昭和34年に「団十郎切腹事件」で直木賞受賞。昭和50年に「グリーン車の子供」で日本推理作家協会賞を受賞。昭和51年に菊池寛賞受賞。昭和52年に日本芸術院賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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