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内容説明
江戸初期の短期間、加賀国大聖寺藩で制作され、世界美術史上の名品を残した謎の彩色磁器「古九谷」。藩主前田利治、窯場奉行後藤才次郎、そして絵師の太吉ら九谷焼に情熱を傾けた人々の真実の姿に迫る長編小説。
著者等紹介
高田宏[タカダヒロシ]
1932(昭和7)年、京都市生まれ、石川県大聖寺出身。京都大学文学部仏文科卒業。光文社、アジア経済研究所を経て、エッソ石油広報誌「エナジー」「エナジー対話」編集長。現在、作家。78年、「言葉の海へ」で大仏次郎賞、亀井勝一郎賞受賞。90年、「木に会う」で読売文学賞受賞。著書に『海と川の物語』(小社刊)『信州すみずみ紀行』『日本海繁盛記』『雪日本心日本』『雪恋い』『子供誌』『日本語への処方箋』等多数
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