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内容説明
諸国流浪の果てに越前朝倉氏に仕えた光秀は、時代の奔流の中で織田信長の客将となり、その天下取りの一翼を担うようになった。光秀が理想とする平和な世は近づいたのだろうか…。戦乱の時代にありながら天下万民の幸福を心から願った慈悲深い武将を全く新しい視点から活写する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
22
光秀が自分のチームを作りながら徐々に頭角を現していきます。しかしながら信長への違和感もあり、既にラストへの伏線が引かれています。2024/09/21
BIN
8
朝倉義景に仕えてから比叡山焼き討ちまで。要所要所では登場し、寡兵の鉄砲隊で敵を撃退したり、朝廷との調整役などで活躍するものの、織田信長の行動が目立つ。信長については強い者には下手に出て、弱いものは徹底的にいじめる悪餓鬼として描かれる。言われてみればそういう一面は大いにあるなと感心した次第。光秀は信長や足利義昭に対して一歩引いて見てる感じが多々ある。結構ボリュームあるのに飽きずに読めるのはさすが。下巻では敬愛する母親を人質に出すのかとか、どういう思いで反旗を翻すのか楽しみなところです。2018/06/20
ue3104
2
美濃を離れて朝倉家に仕えるところから比叡山焼き討ちまで。視点が違うと同じ史実でも価値が大きく変わる。信長に仕えつつも、その残酷さに不満を感じ、あの事件へと繋がっていく動線が描かれている。いよいよクライマックスへ。楽しみだ。2022/09/28
fujico
2
面白い。が難しい。が、面白い。目から鱗の連続。歴史書のような物語のような人文書?のような。想像が広がるけれど、それに心を奪われるとなかなか読み終わらない。。さて、続きを。2017/04/06
ジャンルバルクイネー
0
斉藤道三と織田信長の初対面シーンは緊迫しました。2020/01/10
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