内容説明
安心と信頼を与えながら「自立」を促すもの。それこそが、子どもの日々の「意味のない会話」にほかなりません。この本には、そのためのエッセンスが詰まっています。
目次
1 思春期への対応の問題点(「不登校をなじられ暴力へ」;「非行行動を止めたもの」)
2 意味を求める「対話」求めない「会話」(「対話」と「会話」の違い;なぜ、意味を求めない「会話」なのか ほか)
3 実践編 意味を求めない会話術(フツーの挨拶から「おはよう」「お帰り」「おやすみなさい」;感謝の言葉を口癖に「ありがとう」 ほか)
4 対談 完璧な関係を求めない
著者等紹介
秀嶋賢人[ヒデシマヨシヒト]
1954年生まれ。劇作家・映画監督。人権啓発、教育・社会問題を題材とした作品を多数、企画・制作する。「酒鬼薔薇事件」を受け、98年から4年間、『生きる力を育む教育シンポジウム』を実施し、社会学者・宮台真司、精神科医・斎藤環、教育評論家・尾木直樹各氏とWEBサイト『OUT』を企画運営。代表作に、格差社会に警鐘を鳴らした映画『見えないライン』(すかがわ国際短編映画祭招待作品)。日常生活に潜む人権侵害を描いた『虐待防止シリーズ』(文部科学省選定作品)。『子育て不安を乗り越えて』(優秀映像教材選奨優秀作品賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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