出版社内容情報
「指示の基本的な出し方」と「子どもを伸ばす指示の方法」がイラストでよくわかる!
第1章では、「指示の基本的な出し方」を紹介。
一つの指示で一つの行動、終わりまで示す、指示前に準備するなど、教室の荒れを防ぐためにおさえるべき7つの基本がわかる。
第2章では、「子どもを動かす指示」を紹介。
「子どもを動かす指示」によって、聞く力を育てます。概要を示す指示、思い出させる指示、何も指示しない方法など、
子どもが教師の話を正確に聞けるようになる方法が満載。
第3章では、「子どもが動く指示」を紹介。
「子どもが動く指示」によって、考える力や行動する力を育てます。積極性を伸ばしたり、理由を考えさせるなどして、子どもがどんどん動けるようになる素地を育てていく指示のコツを伝授。
第4章では、「さらに子どもを自立に導く指示」を紹介。
指示に自己決定を絡める、挑発する、大人扱いをすることなどで、自立した子どもに導くための教師のアプローチがわかる。
第5章では、「具体的な場面でわかる!指示の出し方」を紹介。
登校時、朝の会、話し合い時など、具体的な場面で使えるセリフとともに指示の出し方を解説。
【著者コメント】
本書は教師のための指示の技術について論じた一冊です。
指示は教師にとって非常に重要な技術の一つです。教師の指示の技術が低いと、
子どもを迷わせてしまったり、受動的にしてしまったりします。
子どもを伸ばす、教師の指示の在り方について考えました。
目次
第1章 子どもに「伝わる」指示の基本(指示は教師の生命線だ!;まず基本を押さえる!ただし、それだけで満足してはいけない! ほか)
第2章 子どもを「動かす」指示―聞く力を育てる(指示には「動かす指示」と「考え自ら動く指示」がある;「動かす指示」で育てる力とは? ほか)
第3章 子どもが「動く」指示―考える力、行動する力を育てる(「考え自ら動く指示」の概要とねらい;「考え自ら動く指示」で育てる力とは? ほか)
第4章 さらに子どもを自立に導く指示(自分の指示を疑う意識を持つこと;指示に自己決定をからめる ほか)
第5章 具体的な場面でわかる!指示の出し方(様々な場面での指示の出し方;登校時 ほか)
著者等紹介
土居正博[ドイマサヒロ]
1988年、東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークル「KYOSO’s」代表。『教師のチカラ』(日本標準)編集委員。「第51回わたしの教育記録」(日本児童教育振興財団)にて「新採・新人賞」受賞。「第52回わたしの教育記録」にて「特別賞」を受賞。「第67回読売教育賞」にて「国語教育部門優秀賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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