内容説明
自分の「話し方」を見つめていくことは、自分の感じ方、考え方を見つめ、自分の生き方を調べていくことである。自分は自分を裸にして正視するのがつらい。自分の欠点、弱点を自覚するのはつらい。しかし、そういう自分を自覚することなしに自分は進歩しない。この本で、自分の話し方を客観視し、自分という人間を調べていこう。
目次
1章 話し方聞き方のへたな先生(話し方聞き方は自分の気持ち次第;話し方聞き方で反応が違う)
2章 教師の聞き上手話し上手とは(聞き上手は話し上手;教師の聞き上手とは ほか)
3章 こんなときのうまい話し方(集団への語りかけ;生徒個人と語る)
4章 子どもの心をつかむ話し方聞き方(自分の気持ち次第で話し合いは変わる;話し合いの能力を伸ばす―自分を調べる)
著者等紹介
関根正明[セキネマサアキ]
1931年東京生まれ。東京理科大学卒業、小・中学校教諭、教育相談員、教育委員会指導主事、公立中学校校長、武蔵野音楽大学講師、聖徳大学助教授、墨田区教育委員などを経て、山形大学講師。教職志望の学生の指導、親や教師への相談、講演などにあたっている。子どもの心、教師、親の心をとらえたアドバイスには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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