内容説明
私語、忘れ物、遅刻、規律違反などの具体的な叱り方を提示。
目次
1 叱るとはどんなことか(叱るのはだれ;自分はだれに叱られたか ほか)
2 叱る自分を見つめる(自分が気に入らないから叱る;教師の粗雑な感覚は生徒の不幸 ほか)
3 こんなときのうまい叱り方(教室がうるさい;忘れ物をする ほか)
4 叱り方のへたな先生(叱らない教師;叱れない教師 ほか)
5 『叱る』ことの難しさ(好きになれない子どもを愛する困難さ;伝えることの難しさ ほか)
著者等紹介
関根正明[セキネマサアキ]
1931年東京生まれ。東京理科大学卒業、小・中学校教諭、教育相談員、教育委員会指導主事、公立中学校校長、武蔵野音楽大学講師、聖徳大学助教授、墨田区教育委員などを経て、山形大学講師。教職志望の学生の指導、親や教師への相談、講演などにあたっている。子どもの心、教師、親の心をとらえたアドバイスには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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茎沢
3
前職の時に買った本。冷静に叱る(ちゃんと叱れていたかは置いといて…)ことはできていたけど、年に一回くらい、マジギレすることはあったなぁ。放射能という言葉で人をバカにしているのが聞こえた時はさすがにプチッとね。手は出してないけど。また子供を相手にする機会があるかはわからないけど、この本は保管しておこうと思う。2017/11/19
ニャンちゅう二世
1
中学校での例が多かったけれど、小学校にもあてはまることが多かった。教育者としてのエゴを認めた上で、相手がよい(と私が信じる)方向に変わっていけるよう働きかけなければな…2014/05/06
寝子
0
叱り方とは、技術論ではなく愛情論である。教師は学校で一日に何回『ありがとう』を言うだろうか。2012/08/01
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- 和書
- 絞 幽玄の美