目次
序章 なぜ教師をめざすのか
第1章 教職の意義
第2章 教職観と理想の教師像
第3章 教師と教員養成の歴史
第4章 教員の任用と服務
第5章 教師の役割と仕事
第6章 管理職・主任の役割
第7章 教師の職場環境
第8章 教師の資質向上と研修
第9章 教育実習の意義と心得
第10章 教職への進路選択と教員採用選考
第11章 面接・模擬授業にどう臨むか
著者等紹介
佐藤晴雄[サトウハルオ]
日本大学教授。現在、早稲田大学・東京学芸大学大学院の非常勤講師を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nchiba
3
別に学校の先生になろうというわけではないのだが興味があったので読んでみた。学校の先生ってやることがたくさんあって大変なんだなあってことがよくわかった。教職にはアシスタントをつけるべきだな。もう少し教育に予算をかけてもいいと思った。2012/06/05
新平
2
「教職論」の教科書に指定されているので通読。P35に教職観の構造と教員類型という図があり、「〈公務〉としての教職観に立つ」「師範型」教員というのがある(陣内靖彦『日本の教員社会』からの引用)が、〈公務〉では無く〈官務〉と言い換えた方がいいんではないかと思う。それはともかく、昭和40年の「青春とはなんだ」から平成20年の「ごくせん」まで、40年以上にわたってこれまでに放映され、筆者が視聴した主な教師ドラマ65本のリストが載っている。「はいすくーる落書」なつかしーなー。OPしか見てないけど。2014/05/11
山がち
2
教職に関して理想論を書くのではなく、あくまでも現実に沿って書かれている。また、教職の制度的位置づけや歴史的経緯・採用試験など包括的に書かれている。また、いくつかの調査結果をもとにして、実際の教師はかなり生徒の学力を気にかけており、教材や指導要領をとにかく最後まで扱うことを重視しており、学問的に重要なことよりも楽しい授業、子供の才能の開花の支援などは低く、小学校では受験指導は塾に任せて基本的なことを教えることが重視され、中学校では受験指導にも力を入れているなどの現実を明らかにしているのも非常に参考になった。2013/10/05
tk
0
2012 後期 教職概論 参考書2012/12/20