内容説明
韓国戦争三年、幾多の死闘を経てソウル再奪還を果した英雄、金日成の野望を砕いた男!ソウル奇蹟の繁栄の原動力がここにある。
目次
韓国軍草創の頃
臨津江の死闘
釜山橋頭堡の守り
洛東江から大同江へ
新たな戦争
断腸の山河
韓国軍の増強
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
5
全面侵攻前、韓国軍の育成はまだまだで、対ゲリラ戦が想定されていた。ソ連は北朝鮮人民軍=NKAにおおよそ米国の十倍以上の軍事指導・武器援助を行って総兵力13.5万、ことに戦車・装甲車200を擁し、さらに潜伏分子が有効に働いたから米軍が介入するまでの数日で全土を制圧する可能性はあった。米軍人員・物資を陸擁する釜山港が分岐点となって…/戦車が威嚇効果もあって協力、対して地雷が有能/’79年に日本語で出版。政治的中立で李承晩を庇うが米と対立、「侵略者に制裁」求め率先38度線越え、講和に反対し妨害工作の罪は極て重大2019/09/09
高1
0
朝鮮戦争で活躍した白善燁将軍の回顧録。あとで出版された若き将軍の朝鮮戦争と違い、書かれているのはほとんど戦争中のことですが、こっちの方が写真や部隊の配置を書いた地図があります。2014/08/20
なっちゃん
0
朝鮮戦争を戦い抜いた韓国の英雄白善燁(ペク・ソンヨプ)の回顧録です。戦闘の様子、米軍との交渉、部下への配慮等様々な記述があり、ビジネス本としてもオススメします。朝鮮半島は日本の国土と似ており朝鮮戦争は日本本土で戦う際に参考になる本です。日本の国防を思考している方にもオススメします。2018/12/31