内容説明
生活保護、子ども、障害者、DV、高齢者、医療、外国人、差別…複雑多様な問題を抱える現代において、より多くの「人材」が早急に求められるソーシャルワーカーの役割・意義と最前線の事例を提示。
目次
1 理論編(ソーシャルワーカーという仕事;ソーシャルワーカーを導く知;生活支援とソーシャルワーカー)
2 現場編(貧困と生活;児童・青年;障害者;女性・ひとり親;高齢者・地域;医療;国際社会・グローバル化する課題)
著者等紹介
杉本貴代栄[スギモトキヨエ]
金城学院大学現代文化学部教授
須藤八千代[スドウヤチヨ]
愛知県立大学教育福祉学部教授
岡田朋子[オカダトモコ]
田園調布学園大学人間福祉学部講師(非常勤)、福祉と保健の生活課題を考える会代表、(元)横浜市ソーシャルワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きいち
22
普段の暮らしの中でソーシャルワーカーのサービスを受ける人は決して多くない。しかも、彼ら彼女らの仕事は、貧困、児童、高齢者、障碍者、根拠法と勤務先によってかなり異なる。この本は7つの舞台の21人のソーシャルワーカーが一人ひとり自らの仕事を語り、総論を合わせ全体像を明らかにしてくれる稀有な本だ。◇大学や大学院で学び直す。自らの仕事について書いて発表する。他の職種で珍しいことが、彼ら彼女らには当たり前。皆、人と接し、サービスを提供する相手を先生とすることになんて貪欲なのだろう。読むだけで元気をもらえる気がする。2014/07/29
りか
6
SWの様々な仕事を事例で載せてあって読みやすかったです。MSW、SSW、婦人相談所、児童相談所、福祉事務所……SWの多岐に渡る仕事を一冊で知る事が出来ます。2010/05/12