内容説明
21世紀の行政法のあるべき姿を探究した書。東日本大震災以後の世相の変化をふまえ、全面的に加筆し研究課題を充実。初学者にも読みやすく分かりやすい行政法の定本。
目次
行政と行政法
行政のしくみ
法治行政
行政による法律の補充作用―行政立法と行政計画
行政行為
非権力的な行為形式
行政上の強制措置
行政の予備活動―情報の収集と管理
行政上の利害の調整
行政上の損害賠償
行政の違法・不当をただす途
著者等紹介
原田尚彦[ハラダナオヒコ]
1934年東京に生まれる。1958年東京大学法学部卒。立教大学法学部助教授、東京大学教養学部教授、一橋大学法学部教授、早稲田大学政経学部特任教授を歴任。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あああ
2
予備試験で得意だったはずの公法を忘れていることに気付き、再読。行政救済法以外の要点をさらっと確認しただけなので、実質5~6時間読んだだけ。2015/05/18
ろあ
1
行政法の基本書。行政作用法と行政救済法が一冊にまとめられている。判例についての記述がやや薄く感じたが、比較的読みやすい。(これは一般的な話だが、法律の基本書は通読するにはあまり向いてないと感じた。)2013/12/31
ダイン・テルン
0
★★★★★読み物として楽しみながら知識を取得できるのが素晴らしい。 キーワード;公務員制度改革(組織法)、通達の外部化現象、独立行政法人、行政委員会の運営、規制行政過程への行政介入請求権、パブリックコメント、当事者訴訟。
あああ
0
分厚くて読む気が失せそうになったけど、案外ノートにまとめやすい構成なのかも知れない。2013/08/21
akanishi
0
約25年ぶりの再読となるが、行政法って学生には難しいなという感想。公務員にも難しいのですが。2012/08/16