地方公務員新研修選書
行政法 (第3次改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313200333
  • NDC分類 323.9
  • Cコード C2332

内容説明

本書は、比較的短期間で行政法を修得しようとする人びとのための入門書として執筆されたものである。従来の行政法理論を再検討して、現代行政の実態に即した法理論を提供することを心掛けた。そのため、本書の内容は、従来の教科書とはかなり違ったものとなっている。したがって、読者は、ただ内容を丸暗記するという姿勢ではなく、本書にかかれている理論を日常の行政実務にあてはめたらどうなるかを考えながら、批判的態度で熟読し、行政法の基礎知識を一通り身につけてもらいたい。また、各章節の末尾には研究課題として若干の例題をかかげておいた。また、平成一一年の一四五国会では、地方自治法をはじめ多くの行政改革関連法が成立した。それに加え、情報公開法など行政のあり方や行政法の基本原理に大きな影響をもたらす法律も新たに制定された。そこで、新しい法律についての解説を加えるとともに、全文を見直し、多少読みやすくし、第三次改訂とした。

目次

第1章 行政と行政法
第2章 行政のしくみ
第3章 法治行政
第4章 行政過程―いろいろな行為形式
第5章 行政上の利害の調整
第6章 行政上の損害賠償
第7章 行政の違法・不当をただす途

著者等紹介

原田尚彦[ハラダナオヒコ]
1934年東京に生る。東京大学法学部卒、立教大学法学部助教授、東京大学教養学部教授、一橋大学法学部教授、早稲田大学政経学部特任教授を歴任。東京大学名誉教授。主要著書に「環境法」(弘文堂)、「行政責任と国民の権利(弘文堂)、「行政法要論」(学陽書房)、「条例研究叢書3・公害防止条例」(学陽書房)、「訴えの利益」(弘文堂)、「環境権と裁判」(弘文堂)、「行政判例の役割」(弘文堂)、「地方自治の法としくみ」(学陽書房)等
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