出版社内容情報
自治体で産業の振興を担う部署に配属になった方向けの本です。
民間の企業や団体と手をとり、地域の活性化のために取り組む産業振興。
自由な発想が活きる部署ではあるものの、はじめての人にとっては、
「具体的に担当者は何をしたらよいのか」
「どうやって民間の人と関係をつくればよいのか」
「どんな施策が振興につながるのか」
など、悩みや不安がつきものです。
本書は、そんなはじめての方が、教科書として使える
基本的な知識や仕事の内容、実務のコツなどをまとめています。
産業に強いまちづくりを長年現場で支えてきた現役公務員の著者が、
リアルな事情を交えながら、徹底的に現場目線で解説。
自治体の担当の方はもちろん、
地域の産業振興を一緒に担う民間の方にもおすすめの1冊です。
内容説明
具体的な施設の内容と必要な知識が押さえられる!施策に取り組むときの注意点と心構えがわかる!地域の人との関係づくりのコツがつかめる!現場経験豊富な著者が現場目線でやさしく解説!
目次
第1章 産業振興担当の仕事へようこそ
第2章 地域産業の基礎知識
第3章 産業振興で扱う主な課題
第4章 産業振興施策に取り組む前の注意点
第5章 産業振興のための主な施策
第6章 残念な産業振興施策にしないためのポイント
第7章 産業振興担当として、さらに一歩前へ進む
著者等紹介
大島俊也[オオシマトシヤ]
東京都墨田区職員。千葉県習志野市出身。専修大学法学部卒業後、1996(平成8)年墨田区入庁。議会事務局議事係、高齢者福祉課、職員課、安全支援課、議会事務局議事調査主査、産業経済課産業振興主査(2年間)、産業振興課産業振興主査(6年間)を経て、2023(令和5)年より厚生課厚生係長。区内産業がより高い評価を受けることを目指す「すみだ3M運動」、ものづくりでイノベーションを起こす「新ものづくり創出拠点」、ものづくりイベント「すみだガラス市」や「スミファ(すみだファクトリーめぐり)」、千葉大学との連携事業などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。